【メトロック大阪】エレカシを見に行ってSiMにやられた

メトロック大阪の初日に参戦してきました。今までフェスはサマソニとレディクレに行ったことがあってこちらはすごく大規模だったんですが、メトロックはそこまで大きくなくてちょうどいい規模でした。ホントちょっと大きい公園というか普通の原っぱみたいなところで。かと言って全然ショボいわけではなくて、出演者も豪華ですし、参加者のことを考えてくれてるいいフェスでした。
まずシャトルバスがそのままバスツアーに行けそうなちゃんとした観光バスで行き帰り座れましたし、屋台も充実してて食べるとこもあったし、トイレの数もわりとあってそんなに並ばなくてすみました。車椅子の方の席と誘導もスムーズでした。


助かったのがタイムテーブルがあまり被らないように作られていたので、切り捨てることなく見たかったアーティストはほとんど見ることが出来ました。3つしかステージがなかったから移動も楽だったし。


しょっぱなはキュウソネコカミ
キュウソは3年連続大阪のオープニングなんだそうだ。毎年オープニングを任されているだけあって盛り上げようとするサービス精神がホントすごい。リハーサルのときからキュウソが出てくると、みんなが原っぱを走って集まってくる。なぜかタマホームの歌まで披露してくれてみんな大盛り上がり。MCも面白い。自分たちのライブを盛り上げるというよりも、フェス自体を盛り上げていこうとしているのが伝わってくる。これから楽しいことが始まるんだという空気になる。



コミカルなイメージがあったキュウソだけど、いやあ、めちゃくちゃロックだったわ!まさかいきなりサークルモッシュ2回やるハメになるとは。前日に雨が降ったせいで地面がぬかるんで靴がドロドロ。これも屋外のフェスの醍醐味だな。
「ハッピーポンコツ」が聴けたのが嬉しかった〜。キュウソの音楽はダメ人間にも優しい。
キュウソは「たまには夜に出たい」って言ってたし、確かにトリをやる実力もあるけれど、やっぱりまたオープニングで出てほしいなあと思いました。


9mm Parabellum Bullet」や「04 Limited Sazabys」、「THE BAWDIES」などは曲はあまり知らなかったのでゆっくり寝転びながら聴いた。他にもそんな人がいてまったりした空気が流れる。晴れた日に寝転びながら生演奏を聴く。これほど幸せなことはない。


職場の子に勧められて「Fear,and Loathing in Las Vegas」を後ろのほうで見る。普段なら絶対聴かないジャンルの音楽だ。CDで聴いていたときは声のインパクトがすごかったのだけれど、生で見てみると見た目のインパクトもすげえ!なんかレオタードみたいなの着てる人いるし。でも見かけ倒しではなくて演奏もパフォーマンスもかっこいい!高音のボーカルの人は生のステージでもめっちゃ高音出てたし、デスボイスの人キーボードだったのも意外だったし。
もう1曲目から前のほうどうなってんだ?ぐらいの盛り上がりで、すごくコアなファンが付いていることがわかる。前のほうに行く勇気はないけどまたライブは見てみたいですね。


不覚にも感動してしまったのが岡崎体育
1人で1万人を楽しませている彼を見てたら、今更なんだけどこの人すごい人だったんだなって改めて実感したというか。映像ありきの人のイメージだったけどライブでもすごい人気でした。
岡崎体育は「最後に一つ言霊を置いていかせてください」と言って、夢を語っていきました。最初は色んな人に馬鹿にされたことも。数年前だったら私も彼を馬鹿にする側の人間だった。でもこの光景を見たら、彼は絶対に夢を実現するとみんなが思うだろう。彼の強さと才能にちょっと泣きそうになった。
岡崎体育、あんたカッコいいよ!



もちろんエレファントカシマシは前のほうで見ました。



1曲目が「RAINBOW」でいきなりテンションぶち上がる。新しいアルバムから「Easy Go」や、ライブでは定番の「ガストロンジャー」「今宵の月のように」も続いていく。
私ぐらいの年齢になるとね、フェスに出てるバンドマンが軒並み年下だったりするんですけど、エレカシも立場的にはそうなんですよね。フェスのバンドの中ではダントツで年長。エレカシぐらいベテランで未だに大小様々な主なフェスに出まくっているバンドって他にいないんじゃないんだろうか。私は若者にこそエレカシを聴いてほしいと思っているのだけれど、私が気を揉むでもなくエレカシはフェスでガンガン若者たちの心を掴んでいく。


エレカシは他のバンドと違って、特別派手な演出やパフォーマンスをするわけではない。他のバンドに比べて年齢層が高いせいか、ファンもお決まりの振り付けがあったり、暴れたりするわけでもない。モッシュやダイブがあるわけではない。正直MCがめちゃくちゃうまいわけでもない。でも聴かせる。エレカシは聴かせる。
私はフェスでは暴れたい派だけど、エレカシを見てると改めて音楽をただただ聴くだけの幸せを噛みしめることができるのだ。



最後にSiMを見た。すごかった。アラフォーにして初めて世界だった。
きっかけは職場の後輩が「SiMのライブはファンもオタ芸みたいな振り付けがあってすごく面白いんですよ」と勧めてくれたことだった。聞いてはいたけど周りのファンが一斉に踊り出したときはちょっとどうしようかと思った。何となく後ろのちょっと人が少なめのところで見てたんだけど、ここってダンススペースやったんか...よくあんな複雑な足のステップできるな。
で、またボーカルが煽ってくんのよ。結構最後の方の出番だったんだけど、他のアーティスト前座扱いするわ、実質自分たちがトリ宣言するわ、ちょっと笑ってしまうくらいの煽りでした。歌も演技もカッコよかったんですけどね、もうボーカル煽ってくるし、すぐ隣ではダンス大会行われてるし、そっちが印象に残ってしまいました。
最後に会場が真っ二つに分かれて、ほぼ全員でモッシュしたのは楽しかったなあ。あんな大人数のモッシュは初めて。会場一面の大人たちが一斉にダッシュする。ぶつかり合う。戦国時代の合戦のように。しかも地面は泥だらけ。
SiMの本当の魅力はライブに行かないと伝わらない。ライブに行ってから曲を聴くとライブの情景が浮かんでくる。
SiMのライブに全精力を使い切った私はトリのback numberを聴かずに帰ってしまった。でも後悔はない。馬鹿になりたい大人はぜひSiMのライブに行ってみてほしい。