アラフォー独身だけどフリーターに戻りました。あえてね。

会社を辞めてよかったことは
死にたいと思わなくなったことです。


これだけでもとんでもなく素晴らしいことなのに、もう朝5時に起きなくていいわ、電車通勤しなくていいわ、お笑い見て心から笑えるわ、ご飯がおいしいわ、将来への不安を対価で支払ってもお釣りが来るくらいのいいこと尽くめだ。このぬるま湯に浸かってしまった今では元の生活に戻ることは出来ない。


だからと言って私は安易に会社を辞めることを薦めているのではない。
「会社辞めたいなあ」ぐらいの気持ちだったり、会社を辞めることを迷っているくらいなら止めとけ。もうちょっと今の会社で頑張るべきだ。
ただ会社を辞めることを決めたなら、もうそれは1日にも早く上司に伝えるべきだ。


会社を辞める準備が出来てない。



散々考えて会社辞めることにしたんだろ?もう自分がこれから何をしたいか、どう生きていきたいのか、自分の中でとっくにわかってるんじゃない?辞めるって伝えてから辞めるまでに最低1ヶ月はかかるんだから、準備なんてその間にしたらいいじゃない。


他の人に迷惑がかかる。

迷惑がかからない辞め方があるなんて思わないほうがいい。このご時勢どの職場でも人数ギリギリで回しているところばかりなんです。どうしても迷惑がかかってしまうものなんです。私なんか散々お世話になっときながら、
他の人に迷惑をかけてでも辞めたいというという気持ちを押し通して、伝えてから1ヶ月で辞めました。それくらい追い詰められていたんですよ。
自分が辞めたあとの会社のことなんて残った人が考えればいいんです。


自分に負けた気がする。


まあ、どういう状態が勝ちということになるのか人によって違うんだけれども、私は自分が会社辞めたことを勝ち逃げだと思ってます。もちろん世間的には会社を辞めることが負けです。でもあのまま仕事を続けていても、私はずっと負け組から這い上がることは出来なかったでしょう。
私が会社を辞めた理由は、ADDの傾向がある私にはまるで向かない職務内容だったからです。世間的には安定した企業に勤めるやや勝ち組。でも会社内での私は完全に負け組でした。負け組っていうか底辺でした。
顔のわからない世間から勝ち組に見られていたとしも、顔のはっきりわかる同僚から、そして誰よりも自分から負け組と見られていたんです。


あなたは社会に適応して会社員生活を続けようとしていた自分に勝ちたかったのかもしれません。でもどうせなら会社を辞めたいという自分の意思を貫き通す自分に勝ってください。


上司に辞めることを伝えてしまえば、あとは上司が勝手に話を進めてくれます。残りの日々は淡々と業務を行ってください。言うなれば、上司に退職を伝えるということが大変さのピークと言えます。


私も辞めると決めてから伝えるまでずいぶん時間がかかってしまいました。
辞めたら好きなだけ眠れることを想像したり、旅行に行きたい場所や、読みたい本、参加したいイベントを色々調べてモチベーションを上げました。それでもいざ会社に行くと同僚がみんないい人ばかりでやっぱり言うことが出来なくて、ネットで発達障害の人と働く方たちの本音を読んで自分を戒めました。


それでも勇気が出なかった私は友人に「明日辞めるって伝えるから何か励まして」とエールを強要しました。そこまでしないと退職を伝えることの出来ないヘタレなんです、私は(笑)その中の一人から電話がありました。

「あのさあ、辞めたら会社の人に会ったりする?会わないよね。もう会わない人のことなんて気にする必要なくない?」
「確かに」

この一言のおかげで私は無事に退職を伝えることが出来ました。退職なんてこれくらい自己中になるくらいでいいのかもしれません。

最後の日、私は制服を脱いで晴れ晴れとした気持ちで会社を後にしました。私の晴れ晴れとした気持ちとは裏腹に雪が降っていたけれど、暗黒だった私の会社員時代を雪が白く塗りつぶされていく気がしました。