エレカシが紅白初出場につき、20年ぶりに紅白を見た

今年の白組の初出場はコツコツ活動してきた人が報われてよかったなあと思う人選だった。三浦大知竹原ピストル、意外なのがHey!Say!JUMP、そしてもちろんエレファントカシマシだ。


エレカシはいかにもヒットしそうな大きなタイアップというのがあまりなく、ライブでファンを増やし続けてきた。途中宮本さんの突発性難聴による休止はあったものの、メンバーの変更はなくデビュー30周年を迎えた。ベテランとなった今でも精力的に活動を続け、今年も47都道府県のツアーに加えて、様々なフェスに出演した。確かにミリオンセラーみたいな派手な活躍はなかったかもしれないが、音楽的な評価は十分高かったはずで、なぜ今まで紅白に出場出来なかったかといえば、まあ、その…宮本さんのキャラが生放送には不向きだったからではないかと個人的には思っている。


トーク部分はあの子大丈夫かしら?と我が子を心配する母のような気持ちになってしまった。少しハラハラしたが、司会がこのメンバーで良かったわ!
ウッチャンは父性の中にもエレカシへのリスペクトを感じたし、二宮君はジャニーズの中で演技の上手い子くらいの印象しかなかったのだが、さすが場数を踏んでいるだけあって宮本さんを上手くあしらってくれてました笑



有村架純ちゃんの目に宮本さんはどう映っただろうか?ていうか、エレカシを知らない若者の目に。さぞかし挙動不審な人に見えたろう。高校生のとき初めて「HEY!HEY!HEY!」でエレカシを見たときの気持ちを思い出した。
すっかりファンとなった今では「違うんですよ。この人たまにドラマに出たりもするしね、意外とまともなんですよ。歌もめちゃくちゃいいんですよ」ってフォローしたくなる。


他のメンバーがね、フォローとかツッコミとかしないんですよ。紅白のときも棒立ち笑。まあ、それくらい肝が座ってないと30年以上宮本さんとやってけないよね。宮本さんはああ見えて超えちゃいけない一線というのは超えないし。
他のメンバーは全然喋ってなかったけどどんな気持ちだったんだろ?ああ見えて内心めっちゃテンション上がってたのか?それとも「俺たちはいつも通り宮本に付いていくだけだぜ。」みたいな気持ちなのか。それはそれでかっけーな。
てか、トーク時間短えな笑



それでも歌い出すとガラリとその場の空気を変えてしまうのはさすがだ。大きな月をバックに「今宵の月のように」を歌う宮本さん。感慨深くてちょっと泣きそうになる。でもいつも通りの宮本さんだなとも思った。いつも通り熱苦しいくらい熱い。司会の人の言う通りとにかく好きが伝わってくる。緊張なんて微塵も感じない声の力強さ。


途中から歌に夢中になり過ぎてるのか、アクションがでかすぎるのか、ギター弾いてなかったし笑。ギター、ブラーンってなってたよ。2番からまた弾き始めたと思ったら、また弾かなくなっちゃったし笑。いつも通りだ。


それにしても改めていい曲すぎる。
「いつの日か輝くだろう 今宵の月のように」ってまさにエレカシのことを歌ってるみたいだった。ファンにとってはエレカシはいつでも輝いていたけれども。


最後に「ありがとう!エブリバディー」と大きく手を振ってくれた宮本さん。数日前、ステージでも言ってくれたな。宮本さんが遠い人のような近い人のような不思議な感じがした。いや、私なんかとはめちゃくちゃ遠い人なんだけれども。
なんか宮本さんの無邪気な姿を見ていたら、宮本さんにとって紅白は夢だったけど、もしかしたら今の仲間と歌えることが出来ればどこだってよかったのかもしれないとも思った。