本当は一番好きだから…アルコ&ピースについて語りたい!

お笑いが好きだと言うと必ず「誰が好きなの?」と聞かれるのだが、なかなか悩ましい質問である。どこまでガチで答えたらいいのか?この人はどのくらいお笑い好きなのか?という見極めをしなければならない。なぜなら全国区のバラエティに出てないと、どうやら一般的な知名度というのはイマイチなようだからである。今飛ぶ鳥を落とす勢いの和牛でさえビミョウなのだ。下手に答えて、え?誰それ?みたいな空気になりたくない。
しかし、ウーマンラッシュアワーと答えれば、「最近見ないよねえ。」と言われ、
(いや、今、村本ほど舞台に立ってる芸人いないですけど!!)
三四郎と答えれば、「ああ、小宮ね。」と言われる。
(いえ、相田もいます。むしろ相田が好きなんです!!)
最近では無難にオードリーと答えている。


でも本当は言いたいんだ。
アルコ&ピースが好きなんだって。
心が叫びたがってるんだ。
アルコ&ピースの話がしたいんだって。

①既婚の色気あふれる平子っちとヤンチャかわいい酒井ちゃん

突然だけどさ、平子って普通にかっこよくない?声もいいしさ。しかも身長182センチだよ。平子がイケメン扱いされてない意味がわからない。やっぱり奥さんとのラブラブっぷりがマイナスなのだろうか?もしそうだとしたらみんなわかってないよ!平子は愛妻家なところがかっこいいんだろうが!
まず平子は奥さんのこと嫁って呼ばない。必ず名前で呼ぶ。これ、私の中ではポイント高い。
奥さんのこと大事にしてるのが伝わってくる。めっちゃ変わってるのに、めっちゃ奥さんに一途なんだよ?そのギャップが私にはたまらない。


平子は奥さんの話よくする。奥さんのことを抱いた話もよくする。私は平子にとても色気を感じるのだけれど、それは下ネタみたいなわかりやすいエロではなく、想像力を掻き立てられるというか?
平子ってすごい体格がいいのね。で、奥さんすごい細くて華奢なの。その体格差がさ、いかにも男と女って感じで。あーこういういかにも男って感じの人に守られたいとか抱きしめられたいとか思っちゃうんだよね。私、中性的な顔で細身な男性がタイプなのに、平子に関しては全然男として見ちゃってる。


酒井は太ったり痩せたりしているのだけれど、痩せてるときは案外かっこいい。平子が既婚で落ち着いているのに対して、酒井は川崎出身のオラつきキャラ。オラついてるからかどうかわからないが、菊田健太という名前でラップをしている。最近は映画「銀魂」に出演するなど、俳優としても活動している。

最近ではラジオで酒井がボイパをマスターしてケンタトニックスとして武道館に立ちたいというよくわからないコーナーが始まった。こういう酒井の暴走に、平子が戸惑いながらも何だかんだ受け入れちゃってるという構図はよくある。
こう書くと酒井がやりたい放題みたいな感じに思われてしまうが、平子のほうが5歳上なので、酒井は平子のことを平子さんと呼んでいる。そういうところはちゃんとしている距離感がいいなと思う。


笑いに対してストイックな平子と、様々な場所で活躍しつつある酒井。とてもバランスがいいコンビなのだ。

②漫才もコントもイケる!THE MANZAIキングオブコントの決勝進出経験あり

アルピーを一躍有名にしたのはTHE MANZAIでの忍者のネタであるが、実はコントがメインである。残念ながら優勝は叶わなかったものの、審査員全員からの票が入った忍者のネタは間違いなくこの大会の代表的な漫才となった。
この忍者のネタはやはりコントを主体として活動してきた演技力があったからこそ、成り立った漫才だと思う。

漫才にも当然台本はあるわけで、それを何十回、何百回も練習した上で、舞台ではさも初めてそのやり取りをするように見せなければならない。だからどんな漫才でも多少は演技をする必要がある。
忍者のネタは同じフレーズを繰り返すことによって笑いを取る手法のため、「ここ、笑うところですよ」という作り手側の思惑が透けて見えてしまうと一気にわざとらしくなってしまう。そして酒井の「忍者になって巻物を取りに行きたい」という言葉を平子がマジに受け取ってしまい、怒り出すという状況を自然に見せなければならない。しかも平子はさらに、巻物を取りに行くことで食えてる忍者は一握りだ、自分に城の門番をやれってどういうことだと、畳み掛けるのだ。この漫才は平子の演技力にかかっていると言っても過言ではない。

そういう点で、賞レースにこの漫才を持ってきたのは勝負に出たなと思う。そこも評価されたのかもしれない。
キングオブコントでは卵子精子の受精ネタをやり、こっちも勝負に出たのは間違いないが、こちらは賛否両論であった。ちょっと勝負に出すぎたのかもしれない。
漫才でもコントでも結果を出してきた貴重なコンビなのだ。

③伝説のラジオ「アルコ&ピースオールナイトニッポン」を聴いてほしい

ラジオにハマるのが遅かったので、今になってYouTubeで「アルコ&ピースオールナイトニッポン」をコツコツと聴いている。抜群に面白い。会社なんてさっさと辞めてずっと聴いていたいと、仕事中ずっと考えている。

この番組はリスナーと作り上げるコントである。メールテーマは生放送で発表されるので、どのような方向に話が動くのか、どのように収拾するのかわからない。アルピーとリスナーの戦いであり、共同作品でもある。それが他のラジオ番組と明らかにリスナーの質が違い、聴く人を選ぶ理由である。まずメールテーマからしてシュールすぎる。誰でもメールを送れるようなテーマではない。番組のほうからリスナーを選別している気さえする。

まだ聴き始めたばかりなので面白さを伝えきれないのだが、私は「夏歌 アーティストの陣」が好きだ。まあ、夏歌のアーティストの中で誰が一番ケンカが強いかを決める回だ。どんどん相関図が複雑になっていったり、意外な展開になっていくのが面白い。当然アーティストが登場人物になるわけだが、その人がいたか!みたいな感じとか。メールだけで話が進んでいくので、リスナーの発想力も必要だが、聴くほうの想像力も必要である。当然光景が目に浮かぶほうが楽しめる。

残念ながらこの番組はもう終了してしまったけど、すぐに「D.C.GARGE」が始まった。でもやっぱりリアルタイムで聴いてみたかった。いつかまた単発でもいいので復活を願う。

④コントの愛がすごすぎるあまり芸人からコントゴーレムと呼ばれる平子

平子はコントへの愛がすごい。
コントを愛するあまり、楽屋でも無差別にコントを始めてしまう。今年のM-1の準々決勝でも色んな芸人にコントを吹っかけていたらしい。めっちゃ迷惑!

最近ではピンで意識高い系のIT社長・瀬良明正というキャラクターでも活躍している。リアリティーと名言で人気が出て、瀬良社長としてCMにも出演している。CMに関連して瀬良社長の会社「ワールドイッツマイン」のサイトも存在している。何かお金かかってそうな映像も作られている。もしかして平子の知名度を瀬良社長超えるんじゃないか?


平子のコントは家庭でも続いている。家では「森の住人」という設定で平子は「森の知識の王様」のブタのぴーちゃん、奥さんは「森のシェフ」の子グマのみーしゃとして生活しているらしい。いや、一般人もイチャイチャにコントっぽいノリをすることはたまにあるけど、そんなガッチリした設定にはしない(笑)だいぶ前に見た情報だから今も続いてるかはわからないけど、平子のことだから今でも家庭にコントを持ち込んでいるに違いない。何なら子供たちにコントの英才教育をしてそうだ。

漫才もラジオも、仕事もプライベートも関係ない、平子にとってすべてがコントなのかもしれない。

⑤実は酒井が暴走したときが爆発的に面白い

ここまでずっと平子よりで書いてしまったが、ラジオでリミッターを振り切った面白さを見せるのが酒井なのだ。酒井が楽しいだけで平子が置いてきぼりの回が、私は好きなんです。

酒井初しきりの「酒井がマンUで活躍する方法」は大笑いしましたね。酒井がマンチェスターユナイテッドに移籍すると言い出して平子が困惑。サッカーがまったくわからない平子はメールが来ても、どこまでが本当でどこまでがネタがわからなくてさらに困惑。さらにリスナーが監督を名乗りだし、リスナーが他のリスナーを名乗り出し、最終的にはリスナーが酒井を名乗り出し、カオス状態。さらに平子困惑。まさに酒井が楽しいだけの回。
次の家族のコーナーにもサイコが集まり、この回からアルピーのオールナイトの方向性が定まってきた気がする。


他にもこういう回はあって、有名な「ジーパンの食べ方」の回、通称ジーパン飯も酒井発信でした。ベストジーニストになるにはもうジーパンを食べるしかないと酒井が言い出すんですが、ジーパンの着こなし方ではなくて食べ方を募集するところが完全に頭おかしいですよね(笑)こんな意味のわからないテーマにもツッコまければならない平子。頑張れ、平子。ここまで来ると完全にボケとツッコミが逆転している。

酒井が暴走する回は神回が多い。ラジオにおいてのアルピーの今の人気が出たきっかけは、実は酒井のほうなのだ。