みつあみinNGK〜ファイナル〜 盛山無双が止まらない

最近YouTubeで見取り図を見て激ハマりしてしまい、ついに生の見取り図を見にいきました!吉田たち、コマンダンテとのユニットライブで、初めて見るのにいきなり「〜ファイナル〜」だったんですが、それでも十分楽しめました。NGKにフラッと入って運良く当日券がありまして、端のほうだったけど何と2列目!愛する見取り図をかなり間近で見ることが出来ました。これで2000円てコスパ良すぎ!


3組は客席のほうから登場。すでにすごい盛り上がり。こういう時通路側の席っていいよね。
私は見取り図の盛山さんのファンなのですが、他のメンバーからなかなか舞台に上がらせてもらえず、もうオープニングからいじられまくり。
私は関西に住んでないから見取り図はネタしか見たことなくて、この時点では気づいてないけど、舞台を見ているうちにこの人がかなり天然だということがわかってくる笑


ファイナルということで、ユニットライブの先輩アキナ牛シュタインの3組のVTRの指令からスタート。「2番目に嫌いな奴の名前を2回席で叫ぶ」という指令にリリーさんが挑戦。思いっきり「こうへい」と叫んでました。
そのままの流れで吉田たちの漫才に入る。もちろん不機嫌なこうへい。吉田たちの漫才は初めて見たけど、やっぱ双子ネタ面白いっすね。今度全国ツアーで名古屋にも来るんで楽しみです。


そして本命の見取り図の漫才!ユニットライブだけどネタも見れたらいいなと思ってたのでめっちゃ嬉しい!見取り図のネタはYouTubeで見まくってたんだけど、生で見るのは初めて。生の盛山さんのツッコミだ!リリーさん黒髪になってめっちゃかっこよくなってる!それだけでかなり感激なんですが、もちろんネタも期待通り面白くて、あかん!足らん!1本じゃ全然足んねえよ!もっともっとくれよ〜!ホント癖になるわ、盛山さんのツッコミ。最近ちょっと中毒になりつつある私は日常生活で「あたおか」を使いたくて仕方がないので、見取り図を布教しまくっている。でもホント見取り図は人に勧められるくらい間違いなく面白いんですよ。絶対売れる!と思ってるんで今のうちに単独ライブとか行っときたいですね。


コマンダンテのことは全然知らなくて何の情報もないまま初めて見たんですけど、まず思ったのが大阪っぽくないなと。外見もネタも。と、思ったら去年東京に進出していたらしい。そっか〜安田さんへの門真イジリ好きなんだけどな。ネタはもうちょっと癖があるほうが私は好きですけどね。
でも初めて見たのがユニットライブで良かったかもしれない。安田さんがいじられキャラだったり、石井さんがボソッと面白いこと言う人だったり、ネタ見ただけではわからない二人のキャラがわかったので。普通にちょっとネタを見ただけだったら印象に残らなかったかもしれない。


最後に3組による6人漫才。この辺になってくると初めて見る私でも盛山さんが完全にいじられキャラということを理解する。ゴレンジャーをやりたいということになり、案の定盛山さんが悪役。安田さんの若草色に笑った。悪役なのにツッコミなのにいじられまくる盛山さん。最後にはお客さんを巻き込んで本当のヒーローショーみたいになってた。


そして毎回恒例らしいお客さんへのアンケート。入口で6人の中から1人選んで、箱の中にピンポン玉を入れてきたんですが、今回のテーマは「お兄ちゃんにするなら誰?」というものでした。私は盛山さんに投票したんだけど、この舞台を見た後だと石井さんかリリーさんもいいな〜。
実は今回はいつも3位のゆうへいが今回こそ1位になりたいということで、本人が希望したテーマだったんですが見事ぶっちぎりの1位でした。弟のこうへいはぶっちぎりの最下位でしたね。30票くらいしかなくて箱がスッカスカだったので爆笑が起こりました。私は吉田たちのことをよく知らないので兄弟といっても双子だし、そんなに差があるもんかな?と思ったけど、確かに今回の舞台でもゆうへいがけっこうMC的な立場だったんだよね。ただの人気投票になりそうなテーマだったけど、ちゃんとみんな見てるんだな。


その後アンケート結果を受けての、お兄ちゃんチームと弟チームに分かれてなぜか綱引き。お兄ちゃんチームはゆうへい、盛山さん、石井さん。弟チームは安田さん、リリーさん、こうへい。盛山さんが気合い入りすぎて、文化祭でやたら張り切る女子みたいになってた笑。思った通り盛山さんのいるお兄ちゃんチームが圧勝するんだけど、盛山さんが「俺はええ勝負がしたいねん」と言い出したので、人数を変えて再戦。どんだけ綱引きに本気なんだよ。


盛山さんのはしゃぎっぷりはおさまるどころか、次のトランポリンで加速。
なんだろ、大男がただトランポリンを飛んでるだけなのに爆笑が起こるこの感じ。いやでも、ほっといたらこの人1日中飛んでるんじゃないかってぐらいのはしゃぎようだったんだよ。盛山さんてホントずるいよなあ。もうなんか存在が面白いんだもん。
あとボールを使うゲームのとき、いくつかボールが舞台の下に落ちちゃったんですが、めっちゃ「すみません。すみません。」て言いながら舞台下まで拾いに来てました。前から2番目の席だったから至近距離で見ることができたんだけど、いやいや私たちにそんな謝ることないんですよってくらい腰が低くていい人そうでした。


ファンだから盛山さんのことばかり書いてしまったけど、実際盛山さんが最初から最後まで盛り上げてて盛山無双だったんですよ。何というか、他のメンバーも盛山さんへの絶対の信頼の上でイジっているというのを感じたし。
ユニットライブを見るのは初めてだったんだけど、こんなに面白いものだったのか!と思いました。もっとファン向けの内輪ノリなのかなと思ってたんですけど、お笑い詳しくない人でも全然楽しめます!むしろテレビのバラエティのように気軽に見られます。気構えずにフラッと入って見るのにちょうどいい。私もお酒飲みながら見てましたからね。


で、この「みつあみ」なんですが、「〜ファイナル〜」ということだったんですが、「セカンドシーズン」が始まるそうです。やっぱりね…そんなことだろうとは思ってたけど。だって3組ともこれからだもの。セカンドシーズンはルミネから始まるということでついに東京進出らしいんですけども、とりあえずまだまだ見られる機会がありそうで良かったです!

ゆにばーす単独ツアー「新世紀ハランゲリヲン〜優勝補完計画〜」ナゴヤ作戦


ゆにばーすと言えば川瀬名人の異常なM-1


このライブはタイトルの優勝補完計画という部分からもわかるようにM-1の優勝をより確実にするためのツアーである。ゆにばーすの単独での地方のライブは初らしいです。M-1優勝が射程圏内に入ってきたとあって気合いが入ってます。
ゆにばーすと言えば川瀬名人M-1に優勝したら引退する」という発言が有名です。にわかに信じられないですが、テレビでも何回か発言しており、Twitterにも未だに載せちゃってるあたり、かなり本気なのではないでしょうか。

VTRのコーナーではスーパーマラドーナの武智とM-1についてのクイズで対決。意外と天然で問題が理解できないけど、とにかく記憶力がすごいのと微かな手がかりから答えを導き出していく推理力の武智に会場のみんな、爆笑&感動。武智に対する川瀬名人のツッコミもまた面白いんですよ。
川瀬名人M-1愛を堪能することができましが、それ以上に武智の知識がすごすぎたのでまさかの武智の勝利で幕を閉じました。個人的に武智の好感度爆上げ。スーマラは確か今年M-1ラストイヤーだったと思うんですが、川瀬名人もこの人にだったら負けても仕方ないと思ったかもしれない。

ライブの細部にまで感じる川瀬名人のこだわり


ライブのタイトル「新世紀ハランゲリヲン」はもちろん「エヴァンゲリオン」から来ています。オープニングの映像ではゆにばーすの二人がエヴァのオープニング映像をそのまま演じており、そこでまずライブ最初の爆笑が起こります。ゆにばーすは過去の単独ライブでもスラムダンクジョジョなどの作品をタイトルにしていて、それを元にしたオープニング映像を作っています。今回初の全国ツアーだからなのか、総集編的な感じで過去の映像の一部を見ることができました。制作費が少ない中で作品の世界観を忠実に再現しようとする川瀬名人のただならぬ拘りが十分に伝わりました。


私が特に気に入ったのはスラムダンクを元にしたオープニング映像です。私スラムダンクなんてドンピシャの世代なんで、アニメのオープニングはもう刷り込まれてるわけですよ。元ネタがわかると、いかに細部までこだわっているかがわかってさらに笑えるんですよね。鎌倉の海をバックに踏切で38マイクを背負って佇む川瀬名人と、蛇口の水を飲むのが下手すぎる川瀬名人の姿が忘れられない。DVDを出す際には絶対に特典で入れてほしい。


川瀬名人が監督をしてるんですが、意外な才能ですね。もうオープニング映像作りたいから単独ライブ開いてるんじゃないかという手の凝りよう。オープニング映像もゆにばーすのライブの世界観を形作る大切な要素であり、初めて見る私でも「ああ、ゆにばーすの単独ってこういう感じなんだな」ってスッと入り込むことが出来ました。


そしてさすが川瀬名人と思ったのがこのアンケート。

お笑いライブのアンケートって面白かったネタとか、コーナーで読まれる芸人さんへの質問が多いんですけど、川瀬名人に関してはそんな生ぬるい答えは許さんというということだと思う。そしてどんな批判でも受けて立つという宣言だ。彼は確実に全部に目を通すだろう。川瀬名人のファンになるということは、こちらもそれなりの覚悟を持って彼に挑まなければいけないということなのだ。


ゆにばーすのテレビだけではわからない魅力、ネタだけではわからない魅力


ゆにばーすは最近テレビにも露出してきているんですけど、思いのほか川瀬名人が先輩たちとの絡みがうまいんですよ。先輩たちにもツッコむし、言い返すし、たてつくし、スルーするし。なんかうまいこと返すわけじゃないんですけど、先輩にも強気で返すから面白い。「本能Z」を見る限り先輩にもかわいがられてるっぽい。花も来てたし。

川瀬名人ってネタ命でバラエティとか好きそうじゃない感じなのにバラエティもちゃんとこなすし、適正あったりするから、今後山ちゃんみたいに化けるかもな。
あと川瀬名人がすごいめんどくさい人のイメージあるけど、関西人なだけあって漫才に関してはわりとベタで素直に笑えて、そこらへんのバランスがいいなと思う。
さっきから川瀬名人のことばかり書いてしまっているけど、はらちゃんも意外と器用だったりするんですよ。漫才の中で色んな役によってしゃべり方変えれるし、落語家のマネとかうまいし、早口で滑舌よくもしゃべれるし。ネタ書いてるのは川瀬名人だけど決して操り人形ではなく、はらちゃん独自の面白さがちゃんとある。ネタもはらちゃんのキャラを生かしつつ、キャラ頼みになってない。


初めてゆにばーすのライブを見て意外だったのは、コントが半分くらいの割合を占めたことと下ネタがエグかったことです。
コントは他の芸人を揶揄したり、登場人物がサイコパスだったりと漫才とは違ったブラックなところがあったのがまた意外でした。それでもそんなに重くならないのははらちゃんの存在が大きい。川瀬名人のブラックな部分をはらちゃんのキャラが笑えるようにしてくれる。
コントの下ネタが笑えるのもはらちゃんのキャラがあってこそだ。はらちゃんのVTRなんかも思いっ切り下ネタだったけど、みんな引くどころか爆笑だったもんね。


ゆにばーすのコントは普段の漫才コントをそのままコントにしたというようなものではなく、漫才では出来ないことをコントで表現している。
ゆにばーすは漫才とコントでまったく違う表情を見せてくれる。


ゆにばーすはM-1のためだけに存在しているのか?


私は川瀬名人の「M-1に優勝したら引退する」という発言を聞いて、ゆにばーすってM-1のためだけにやっているのかな?って思ったんだけど、このライブを見ていたらそうではないことがわかる。最初から最後まで私たちを楽しませてくれようとしているのがすごく伝わったし、コントも1本1本印象に残るものだった。


ではこの発言の意図は何なのか?
自分の漫才がピークのところで幕を閉じたい、つまりM-1では自分の人生で最高の出来の漫才をするという彼なりの決意なのではないかと私は思うのだ。

FLOWER FLOWER インコのhave a nice day ツアーin Zepp Nagoya

フラフラ初の全国ツアーだったけど、いい意味で力の入りすぎない、思いのほかアットホームなライブだった。ファンとの距離が近く感じたのはライブハウスだったからというだけではない。

かわいい〜。閉演後、撮影スポットになってました。

このツアーはアルバム「スポットライト」を引っさげてのものである。私はこのアルバムの中では「命」と「パワフル」と「時計」が好きですね。これらの曲ももちろん演奏されたし、フラフラの代表曲「月」も聴くことができました。


アコースティックギターエレキギターを何度も持ち替えて歌うyui。彼女がソロだったとき、大人しそうな女の子がギターを抱えて、自分の気持ちを吐き出すように訴えかけるように歌う姿がとても魅力的に見えた。ギターが彼女の弱さ脆さを埋め合わせていくようで。早熟さと未熟さを合わせ持っていたyuiのちょっと不安定な歌声もまたよかった。


今でもyuiとギターが最強の組み合わせであることは変わりないけれど、ギターを置いて、ちょっと力を抜いて歌う彼女も新しい魅力に溢れている。yuiの全盛期をリアルタイムで知らないような若い子がライブに来ているのもわかる。
昔は若さゆえのヒリヒリ感があったし、顔をしかめてちょっと苦しそうに歌っていたけれど、今の彼女はささやくように語りかけるように歌う。力が抜けて見えるのはいい意味で無理をしなくなったからなのか、素直に歌がうまくなったからなのか、大人になったからなのか、家族ができたからなのか。


「スッポトライト」のテーマは1曲目に収録され、このライブでも1曲目に披露された「命」だろう。それが顕著に現れていたのが「産声」だ。yuiが自分の子供たちへ向けて歌った曲で、アルバムを初めて聴いたとき、yuiの気持ちがあまりにもそのまま描かれすぎてちょっと異彩だと思った。実際に楽曲の多くの作曲はフラフラが行っているが、この曲は作詞作曲ともにyuiである。ライブでも「大切な曲です」と語って歌っていた。


「出し尽くしてしまった」と言って、ソロ活動を休止してしまったyui。今、彼女の家族は子供たちだけではない。4人だけで作り上げられたステージを見て、ああ彼女にとってバンドのメンバーも家族になったのだなと思った。アルバムを聴いて今yuiが好きな音楽ができているのはわかっていたけど、ライブを見てそれが確認できたのがよかった。


「スポットライト」の曲のタイトルはどれもシンプル。「コーヒー」「地図」「アイス」「時計」「小さな窓」など、日常に溶け込みすぎて日常ではスポットライトが当たらないものにスポットライトを当てている。アルバムを通して日常そのものにスポットライトが当てられているのだ。このアルバムは「命」で始まり、「日常」で終わっている。命があるから日常がある。そんな当たり前のことを子供を産み、育てているうちに改めて思ったのかもしれない。


アンコールではなんと「CHE.R.RY」のフラフラバージョンを披露。いつかYUIのライブに行きたいなあと思っているうちにそれが叶わなくなってしまった私にとって、少しだけ夢が叶った夜になった。私の平凡な日常にも少しだけスポットライトが当たるときもあるのだ。

ミキ漫 2018 全国ツアーin 愛知 東文化小劇場

ミキの単独ライブを見たのはこれが初めてだったんだけど、しゃべくり漫才好きとしては、ネタはオールしゃべくり漫+トークといううれしい内容でした。半年前に初めて見たときにはミキのことも名前聞いたことある程度で全然知らなかったんですが、昔の漫才師っぽい衣装でわりとベタな感じで漫才やっていたのが面白くてファンになったので、イメージそのままのネタをよりたくさん見られたのがよかったなあと。
好きになったきっかけのネタも前回よりも長いバージョンで、そのまま次のネタにつながっていったりして、こんなふうに展開していくんだなと単独ライブならではの楽しみもありました。


私は前半の「三角関係」と「新婚旅行」のネタが特に面白かったです。あと「料理」のネタかなあ。
こうやって並べてみるとミキの漫才のテーマや亜星君のボケはわりとオーソドックスだ。なのになぜこんなに面白いかというと、お兄ちゃんのツッコミもボケが入っているからだ。オーソドックスなボケの後にちょっとひねったボケが来るみたいな。飄々としたボケの後に勢いのあるボケみたいな。2種類のボケが楽しめるんだと思う。


お兄ちゃんのツッコミがうるさいっていう人が多いけど、私はお兄ちゃんのツッコミすごく面白くて好きなんですよ。ボケよりもツッコミで笑うことのほうが多いくらい。他の人はツッコミの面白さよりも声のうるささのほうが先に来てしまうのだろうか?
でも同じくだりを何回もされると私はちょっと飽きてしまうので、そうなってくるとちょっとうるさく感じてしまうかもしれない。私はお兄ちゃんの言葉のチョイスが好きなので、お兄ちゃんが同じくだりを何回もやらされてただただ振り回されるのよりも、やっぱりどんどんツッコんでいくのが好きですね。


ミキはM-1で一躍有名になったし、賞レースに出る芸人の姿は確かにとてもかっこいいのだけれど、私はやっぱり普段のライブとか単独ライブを見るほうが好きだ。賞レースは何回も舞台で試して、試行錯誤して面白いところを抽出したネタだからクオリティはこちらのほうが高いのだろう。でも私は審査員ではなく、自分たちのファンに向けて多少グダグダになってしまうときもあるけどノビノビやっている姿を見るのが好きなのだ。
ミキを見ているとよけいにそう思う。


千原兄弟とか中川家とか今までにも兄弟のコンビはいたけれど、ミキは特に自分たちが兄弟ということを意識してネタをしている。舞台の上でも「兄ちゃん」と呼ぶくらいだ。私はミキのそういうところがわりと好きだ。
幼馴染とか学生のときの友達でコンビを組んでいるといつしか友達から相方になってしまう。相方になってしまうとプライベートで遊ばなくなってしまったり、何らかの力関係ができてしまうことがある。それは二人の絆の形が変わってしまっただけで、むしろ運命共同体というさらに二人の絆は強固になっているのかもしれないけど、私はちょっとそこに寂しさを感じてしまうのだ。
実際はどうかは知らないけどミキはまだ相方というより兄弟としての割合が大きそうだし、これからもずっとそうな気がする。
それがいいことか悪いことかわからないけど、私はずっとそのままでいてほしいと思うんだ。


予想外にもライブが終わった後、握手することができて得した気分になりました。近くで見てもそのまんまって感じでした。私が人見知りをしてしまって無言で握手をしたのだけれど、亜星君が思ったより感じよかったです。

M-1ツアースペシャル2018in名古屋


不思議と前よりも苦手じゃなくなったカミナリ


カミナリの舞台を初めて見たのは半年前ですが、その時より断然面白く感じました。カミナリって見た目が何かイカツイし、頭もバンバン叩くし、前はちょっと苦手だったんですよ。今回も相変わらずバンバン叩いてましたけど、不思議と不快にはなりませんでした。たぶんテレビで見るようになって彼らに愛嬌みたいなものを感じるようになったからかも。まなぶ君のたまにスベッちゃう感じとか。

もちろんネタ自体もすごく面白かったです。題材的には目新しいテーマではないですけど、どっかで見たなあという感じではなく、ちゃんとカミナリの漫才として素直に笑えました。突飛な発想の漫才のほうが何か新しい感じがするし、観た人の印象にも残りやすいのかもしれない。だけど、使い古された題材でもちゃんと自分たちのカラーを出すことのほうが実は難しいのかもしれない。実力がないと出来ないことだと思います。


やっぱりはらちゃんが強烈なキャラだったゆにばーす


これからハマってしまうかもと思うくらいツボでした。はらちゃんを初めて見たときの衝撃は南海キャンディーズを初めて見たときの衝撃に似ている。でも南キャンのようなヘタウマという感じではなく、正統派でテンポも良く、個人的にはこっちのほうが好きだなと思いました。はらちゃんはその外見といい、声といい、とてもキャラ立ちしているけれど、そのキャラを生かしつも、キャラに頼りっきりになってないネタは素晴らしく、さすが漫才を愛する川瀬名人だと思いました。普段テレビをあまり見ないので川瀬名人のフリートークは聞いたことはないですが、山ちゃんのように化けるのかこれからがすごく楽しみな芸人さんです。

勢いは一番だったさや香


関西で人気が出てきた若手らしいくらいの知識でしたが、あーこれは人気出るのわかるわーって感じでした。二人ともさわやかだしね、いい意味でTHE若手っていう勢いを感じました。まだ個人の名前は覚えてないんですど、ダンスのうまい子っていうのは覚えた。やっぱこういう特技って会場盛り上がるし大きいよなあ。何か二人とも華がある。
他のネタはまだ見たことないんですが、ボケのおかしな被害妄想にがんがんツッコむ感じのが多いのかな?私こういうテンポが良くて、ボケ数が多いのって好きなんだよね。大阪に行く機会があったらまたぜひ見てみたいです。


あいかわらずツッコミのキレがいいスーパーマラドーナ


心配になるほどひょろひょろの田中さんとヤンキーっぽい武智さん。パッと見いじめられっ子といじめっ子っぽいけど、ネタを見ていくとそのバランスがどんどん崩れていくのが面白い。田中さんは意外にひょうひょうとしているし、武智さんは意外に田中さんに振り回されている。田中さんがサラッとボケて、武智さんが強めにツッコむ。アンバランスなようでとてもバランスが取れているからこれだけ安定しているんだろうな。

ますます単独ライブが楽しみになったミキ


半年前に始めて舞台を見てこれから注目していこうと思った矢先、あっという間に全国区になってしまったミキ。この間単独ライブにも行ったけど本当に面白くて、今一番油が乗っている時期だなと思う。ミキの漫才の感想に「ツッコミの声がうるさい」というのを時々見るけど、私はむしろツッコミがすごくいいなあと思うんですけどね。ボケよりもツッコミで笑ってしまうことのほうが多いし。でも今回みたいに同じくだりをわりと繰り返すネタだと私わりと途中で飽きちゃうので、そうなってくるとちょっとうるさく感じちゃうかなあとは思った。

個人的にダントツ面白かったかまいたち


いやあ、面白かった!!一番笑った!こんなに面白いとは思わなかった!ちょっとキングオブコントのDVDも見てみるわ!ってくらい面白かった。ホント今更だけど。時間オーバーしてたらしいけど全然気にならなかったもんね。

アメリカンジョークに対して変な理屈を捏ねたり、ドン引きしたり、困惑する山内さんがとにかくおかしくて。私同じ言葉を繰り返すボケって普段そんなに笑わないんですけど、山内さんの「ってね」っていうのは癖になってめっちゃ笑った。後半ちょっとグダグダになってたけど、あれはアドリブだったと思われる。濱家さんが今絶対素で笑っちゃってたなという場面もあったし。それもあってちょっとフリートークぽい部分もあった。


キングオブコントの優勝者ということもあってどちらかというとコントの人たちなのかなというイメージがありましたが、一気に印象が変わりました。あまりネタを観たことがないのに、今や私の好きな芸人ベスト3に食い込みつつあります。


水田の偏屈さが光った和牛


和牛のネタは基本川西さんが水田さんに振り回されるというものである。私が今まで見たネタはアホな彼氏だったり店員だったり、アホに川西さんが振り回せるのが多かったのだが、今回の水田さんのキャラは偏屈だ。とにかくめんどくさいお客さんを水田さんが演じる。アホも偏屈も両方めんどくさいのだが、個人的には偏屈のほうがめんどくさく、川西さんが振り回せれる度合いがでかいように思える。偏屈のほうが素の水田さんと近いのでよりリアリティが増し、川西さんが演じるキャラのダメージが増幅するように私は感じるからだ。
どっちが好きかと聞かれればどちらも好きとしか言いようがないけど、どちらにしてもたいした反撃もせず耐え忍ぶ川西さん偉いなと思ってしまうのである。いや、漫才の中なんだけどね。

くだらないんだけどついつい笑ってしまうジャルジャル


ジャルジャルって売れるのが早くてずっと見てきたけど、いい意味で全然変わらない。コントも漫才もまさにジャルジャル。あえて「ジャルジャルっぽい」という軽い言葉で表現するけど、よほど世界観が確立されてないとこの言葉って出てこないと思うんだ。出はじめのおそろいのTシャツでコントやってた時期は正直アイドル人気だと思う。テレビに出るのが早かったしわりと吉本に押されてたから順調に見えるけど、それからなぜか金髪にして迷走したり、めちゃイケが終わっちゃったり色々紆余曲折があった。それでも万人受けに走るどころか、そのスタイルを確固たるものにしてついにM-1のファイナリストにまでなったのは本当にすごい。


でもその紆余曲折や苦労をまったくジャルジャルは感じさせない。いや、それは他の芸人さんもそうなんだけれども、ジャルジャルは特に舞台の上で本気でふざけ合っているように見える。まるで小学生男子がじゃれあっているような。そして福徳の異常なマイペースさがそれに拍車をかける。そんなネタをやってのけるジャルジャルのアグレッシブさよ。
時代によって売れるネタを書ける嗅覚も必要だけど、時には頑固なほどブレないことのほうがよいこともある。方向性が間違っていないのなら。


久保田さんにはずっとそのままクズでいてほしいとろサーモン


とろサーモン自体は昔から応援してたし、生で見られてとてもうれしかったんですが、ごめんなさい、芋神様はあまり私のツボではないんです。マニアックなのは好きなんですけどね。何か後半ちょっと意味がわからなくなってくるというか。昔のスカシ漫才や久保田さんのマイクパフォーマンスが好きだったし、一番好きなのは久保田さんのアメトークでの白いニットのくだりだった。もしかしたら私はとろサーモンのネタ以上に久保田の存在が好きなのかもしれない。歴代のチャンピオンの中で間違いなく最もガチクズである久保田さんが、そのクズさゆえに消えてしまうのか、それを武器に成り上がるのか楽しみではある。でもとろサーモンが華やかな芸能界に適応している画があまり思い浮かばない。やっぱり闇営業が似合うなあと思ってしまうのだ。

TEAM NACS 第16回公演 PARAMUSHIR ~信じ続けた士魂の旗を掲げて

これは名もなき戦士たちの物語である。


正直ここ最近のTEAM NACSの作品は見ていなかったのだが、終戦後が舞台いうことでいつもより笑いが少なめのシリアスな内容であった。
実際にあった話がモチーフということで、役柄がメンバーそれぞれのキャラに合わせたものであり、リアリティを大事にしたことがわかる。


戦争というどうしても重たくなってしまう話を軽やかにしてくれる大泉洋

少し頼りないが懸命に部隊をまとめようとする上官に森崎博之

いい意味で普通の感覚を持っている音尾琢真

絶望的な状況でも無邪気でいられる戸次重幸

やはり変人役が一番似合い、5人が共に戦う決心することができた言葉をくれる安田顕


役柄の他にもメンバーと重ねてしまう状況がいくつかあった。
まず北海道に攻めて来るロシア軍から北海道にいる人たちを守る話であり、それぞれの役も北海道出身であること。
寄せ集めの部隊である5人を敵国の言葉である「チーム」と表現した場面があったこと。
そして何よりそれぞれの役に守るべき者がいたこと。この舞台はメンバー全員が既婚者となり、家族を持った今だからこその作品だろう。


私はそれぞれが生い立ちを語り合う5人だけの場面が一番好きだ。
張り詰めた空気が続く中で、ここが一番素のメンバーの空気感に近いからだ。もしかしたら実際の部隊もこんな風に冗談を言い合うこともあったかもしれない。
しかし5人が親しくなっていくほど、せつない気持ちにもなった。これからロシア軍が攻めてくるのだ。別れが来るかもしれないのだ。
お互いを知っていく5人。でも戦争がなかったらお互いの存在さえ知ることのなかった5人。


劇中に「無名で死ぬな。名を残せ。」という言葉が出てくる。
女性よりも男性の方がこういう価値観に捉われる。女性はまあ、結婚して子供産んどけば上がりというか、悪くない人生だったということになるが、男性はそれだけではダメだったりするのかもしれない。歴史に名を残すような偉人に圧倒的に男性が多いのもそのせいだろう。普通のサラリーマンでさえこういうことを考え、苦しんだりするのだろうか?


この芝居の中では、何か大きいことをして歴史に名を残せという意味だと思うけど、現代ではそれは大きく変わってしまうのかもしれない。
現代では「名を残す」というのはお金のためだったり、自己顕示欲を満たすためだったりする場合が多い。何かを成し遂げたいというより、とにかく何でもいいから有名になりたいというような。そんな風に名前が残っても何の意味があるのだろう。


主人公たちは歴史に名を残すことはできなかったけど、自分が名づけ、守った子供の名前を残すことはできた。
記録には残らなかったけど、人々の記憶には残った。
歴史は偉人が作ったものではない。ある日突然変わったものでもない。
名もなき人々の日々の積み重ねなんだ。

中田敦彦講演会in名古屋 PERFECT HUMANの作り方


オリラジのあっちゃんの講演会に行ってきた。
意外かもしれないが、オリラジはもう5,6年くらい名古屋でレギュラー番組をやっているので、東海地方になじんでいたりする。当日も家族連れや学生もいたり、様々な客層の人が集まっていた。本当に盛況だったので、あっちゃんはかなり遠かった。


あっちゃんが「天才の証明」という本を出版したので、講演の内容は主に才能についての話であった。でもそんな堅苦しいものでもなく、時折笑いも交えながら気さくに話してくれるので、すっと頭に入ってくる。たとえ話をたくさんいれてくれるのでとてもわかりやすいし、そのたとえ話自体もとても興味深く面白い。本当にこの人は博識だなあと思ったし、それは常にアンテナを張っているからともわかる。私だったら聞き流してしまうような話でも、あっちゃんだったら独自の解釈をしてさらに多くのことを学ぶのだろう。そしてそれを人にうまく伝えることができるのだろうと思う。だから人はあっちゃんと話したいのかもしれない。私もどうせなら自分の話をおもしろがってくれる人と話したい。


あっちゃんは「仕事でも家庭でも才能を適切に配置することが大事」だと言う。オリラジを見ていてもそれが実践されていると思う。
「武勇伝」では持ち前のリズム感と、相方をとにかく褒めまくるとうネタの新しさ、そして何より「エンタの神様」という番組にとてもフィットしたいう条件が生かされ、一気にオリラジはスターとなった。このときのブレイクはたぶんそこまで狙ったものではなく、やってみたらブレイクした、いわゆる無意識のものだったと思う。


しかし「PERFECT HUMAN」は違う。明らかに狙ってブレイクさせたものだ。
「PERFECT HUMAN」は「新しいオリラジ」というよりは「原点回帰」に近い。リズムに乗ってとにかくあっちゃんを持ち上げるというスタイルは武勇伝を彷彿とさせる。武勇伝を知らない世代は新鮮に、知っている世代にはどこかなつかしく感じるかもしれない。
自分たちの才能を適正に配置かした結果、原点回帰になったのだと思う。


再ブレイク前に出演した「しくじり先生」は今でも神回と呼ばれるが、それはオリラジのぶっちゃけ具合が面白かったのと、元々持っていた「人にわかりやすく説明する」という能力がそこで開花したことが大きいと思う。実際にそれがきっかけであっちゃんは「しくじり偉人伝」というコーナーを持ち、その分かりやすさ、独特の着眼点が認識された。このことが再ブレイクに一役買ったことは間違いない。
オリラジは進化しているとう部分もあるが、それ以上に元々の自分たちの能力の生かし方、見せ方がうまくなったのだと思う。


もう一つあっちゃんが主張していたのは、「制限を加えることで逆に面白いことが出来る」ということである。
これもジブリの例を出してあっちゃんがわかりやすく説明してくれた。これってお笑いでも時々あることだよなあ。相方がポンコツすぎて出来たネタのスタイルとかもあるし。


「PERFECT HUMAN」のサビであっちゃんが登場するというシステムも「歌もダンスも出来ないやつが目立ちたい」という状態から出来たんだそうだ。
これを私は制限を加えることで、よりコンセプトがはっきりしたからだと思っている。制限を制限と思わず、条件と捉えることが大切だ。


天才とは自分の才能を適切に配置している者のことである。人は誰でも天才になりたい、才能がほしいと考える。
でも残念ながら自分にどんな才能が与えられるかは自分では選べない。だから探すしかない。


完璧から完璧は生まれる。でも面白いものというのは不完全から生まれる。
人間はいつでもは完璧を目指すけれど、完璧を目指すことで逆に天才になる機会を遠ざけてしまっているのではないかと私は思う。