「プラス・マイナスがM-1ラストイヤーにはじめての全国ツアーするねんてツアー」名古屋公演

ライブハウスでのライブだったんですが、整理番号が一桁だったので最前列のど真ん中に座ることができました!こんなことは滅多にないので、普段はインスタ蝿とかバカにしてるのにパシャパシャ写真を撮る私。

おおーサンパチマイクが近い!

手を伸ばせば触れられそうな距離にある。触れてみたい衝動に駆られるものの、「ダメだ。これは漫才師しか触れられない神聖なものなんだ」と自分に言い聞かせる。


ライブが始まった。
浪速の舞台芸人の底力を見たという感じだ。もう東京で活動しているらしいけど。
安定感ハンパない。ベテランにも負けない安定感と若手の勢いを合わせ持っているのは、さすが舞台に立ち続けてきた中型芸人だ。


VTRも休憩もなく、ほぼ1時間ぶっ続けだったんだけど全くキレが衰えることがなかった。特に岩橋さんは今のパワー系のツッコミの中では一番ではないだろうか。岩橋さんは兼光さんをどついたり、首ねっこを掴んで舞台端まで追い詰めたりする。音もするし、普通に痛そうである。コンプライアンスが厳しい今の世の中でなかなか見られない結構強めのどつき漫才であり、それが新鮮だ。


なぜ岩橋さんがやると不快に思わないのか?
あくまで個人的な感想なのだが、岩橋さんは岩橋さんという生き物だからである。岩橋さんというクセがすごい生き物。その特異なクセ故にキレッキレのツッコミをしているのに、どうにもボケにも見えてしまい、強めのことを言ってもやってもなんか笑ってしまう。岩橋さんは普段からクセという奇行を連発しているので、強めのツッコミくらいでは暴力に見えないのかもしれない。彼の普段のクセのほうがよっぽど強烈だからである。
私は岩橋さんがクセというダメなところを丸出しにしているのがとても好きだ。とても人間らしいというか、漫才師らしいと思う。



そしてそんな岩橋さんを丸ごと受け入れ、尚且つ笑いに変えている兼光さんも素晴らしい。二人の信頼関係を感じるからどつき漫才を見ても不快にならないのかもしれない。
そこも含めて兼光さんは器用な人だなと思う。モノマネもやっぱすごいし。もっと色んなモノマネ見たかった!でもモノマネに頼らなくても十分ネタも面白いんですよ。私は外国人に道を案内するネタと、マネージャーにリストラされそうになったときのネタが面白かったです。


ツアーのタイトルにもある通り、今年プラス・マイナスはM-1ラストイヤーだ。吉本の中でトップクラスの舞台数を誇り、確実に爆笑をかっさっらってはいるものの、イマイチ日の目を見ないプラス・マイナスみたいなコンビにこそ優勝してほしい。
島田紳助は「漫才を10年やって、ある程度結果を出せないんだったらもう辞めたほうがいい」ということで、M-1を作った。それも正しい。それも優しさ。
でも参加資格が15年以内になった今、私はこうも思うのだ。
ほとんどの漫才師が10年以上立たないと面白くならないのではないかと。

コマンダンテ結成10周年10都市漫才ツアーin大阪

「みつあみ」を見て以来すっかり石井さんの顔ファンになってしまった私に、タイミング良く単独ライブの情報が入ってきた。これは行くしかない。


コマンダンテを一言で言うとシュッとしている。私は関西人ではないが、やっぱりこの表現が一番しっくり来る。シュッとしているのは外見だけではなく、グッズやポスターなんかも割とスタイリッシュである。ネタもそこまで関西弁でもなく、声を張るでもなく、どつくでもなく、例えツッコミをするわけでもなく、早口でまくし立てるわけでもない。おおよそ大阪らしさというものを排除しているように感じる。外見だけで言うとめちゃくちゃシュールなネタをしそうに見える。
でもネタは意外とベタなのだ。大阪特有のガツガツ感があまり感じられず、かと言ってトリッキーな方向に走る小賢しさもない。個性が強い芸人たちの中にあって、存在が薄くなりそうなのに賞も取って認められているのは、やはりネタがちゃんとしているからに他ならない。芸人にとって個性は何よりも大切なことだけれど、個性だけあっても漫才はどうにもならない。最初に個性があってそれに合わせた漫才を作ることもあれば、漫才を完成させていくことによって出てくる個性もあるのではないか。


ネタの題材はわりとスタンダードなものばかりである。学校の怪談だったりとかケンカの仲裁をしてみたいとか。コマンダンテの漫才はしゃべくりというよりも、漫才コントというよりも、割と大喜利っぽいのかなと思う。二人で面白いボケを出し合っていくみたいな。そう、意外と石井さんもめっちゃボケるんですよ!そしてボケの安田さんにも遜色なく面白い。ツッコミがもうボケになっちゃってる漫才はたくさんあるけど、ツッコミというよりも普通にボケちゃってる。でもWボケとはまたちょっと違った、いつの間に石井さんがボケ側に回っちゃってるみたいな。

なんかコマンダンテはボケとツッコミの境目というか、役割分担というのがあまりないのかな。形式的に決めてはいるけれど。「みつあみ」で見たネタは石井さんが完全にツッコミだったけど、今回は安田さんがたまにツッコミぽかったこともあったし。割とボケとツッコミの役割が変幻自在のようだ。


私が特に好きなネタは石井さんがカフェやりたいっていうネタと、最後の少女マンガのネタです。二つとも安田さんがあんまりボケさせてもらえないネタなので、私はこのパターンが好きなんだろう。ボケさせてもらえないのがもうボケになっていて、安田さんがキレるのが面白い。特に少女マンガのネタは安田さんがボケる前に石井さんがボケを奪い取る上に、天丼でめっちゃ笑いました。


コマンダンテの舞台を見ていたら斉藤和義が聴きたくなってきた。
最後に言おう。君の顔が好きだ。

東京03 第20回単独公演「不自然体」 名古屋会場

本当に今更ながら「ゴッドタン」のマジ歌にハマってしまい、その流れで生の角田も見たくなっていそいそと単独ライブに出かけてきた。
まずチケットが5900円とお笑いのチケットにしては割高だ。でも見た後だとそんなに高く感じなかった。コントを見に行ったというよりも、演劇を見に行ったという感覚になったからかもしれない。オムニバスの短い芝居を何本か見たような。


あと東京03の公演では音楽が効果的に使われている。さすが角田がいるだけある。
もうオープニングのピアノ曲ですでに引き込まれた。
普通お笑いのライブのオープニングといえばこれから楽しいことが始まりますよ的な曲がかかるものだけど、あえてこの曲で幕を開けるところにむしろテンションが上がってしまう。


最初のコントは公演のタイトルにも関連している「不自然な日」。
短めのコントだけれど、これだけで3人それぞれの役割、キャラが十分に伝わる。
基本的に薄っぺらいことしか言えないので舐められている上に、人に尊敬されたいのが透けて見えるので、それがさらに薄っぺらく見える角田。めちゃくちゃ悪口を言っているようだが、なぜか好きになってしまうのがこの男のすごいところである。この暑苦しさと薄っぺらさは角田にしか出せない。
角田と対抗することが多く、高い声で矢継ぎ早で突っ込む飯塚。この角田VS飯塚の構図が最高に面白い。一番の笑いが起きる。
しかし東京03が角田と飯塚のやり取り一辺倒にならないですんでいるのは豊本のおかげである。他の2人に比べて口数は少ないものの、何となくこの人がしゃべると笑いが起きる。豊本にしか許されないポジションというのがある。


2本目「響いた言葉」で角田の人に尊敬されたい、でも薄っぺらいというキャラが炸裂、定着。
3本目「常連客」で角田VS飯塚の構図で盛り上がる。
4本目「同窓会」では豊本も争いに加わり、さらに盛り上がる。私も人に会うとき、わりとこれを話そうって話を準備してくるタイプなので、「用意してきた話を捨てなきゃいけないときだってあるんだよ!」というセリフは個人的に座右の銘にしたいくらい心に刻み込まれました。
5本目「二人の雰囲気」が個人的に断トツで一番好き。笑い少な目の前半を、後半の飯塚のツッコミというかもう毒舌で一気に取り返してくる感じ。角田のいかにも曲作ってますみたいな浅い感じも、何にも考えてなさそうというかどうでもよさそうな豊本もリアルでツボ。
6本目「待ちわびて」は珍しくカップルの話だけど、相変わらずの角田の底の浅さに笑う。



最後の「言いにくい人」は笑えるんだけど、意外と人間関係について考えさせられた。豊本に対して言いにくいなと思ってしまう飯塚の気持ちも、仲良くしたいのに「別に」と言ってしまう豊本の気持ちも、豊本と飯塚のお互いの誤解を解きたい角田の気持ちもみんなわかる。
そう、東京03のコントは全員の気持ちがすごくわかる。共感してしまう。東京03のコントには頭のおかしい人は出てこない。3者3様の主義主張をしているものの、それは私たちとかけ離れたものではなく、人間だったら誰しも持っている感情である。特にいいカッコしたい角田の気持ちなんかめっちゃわかるからね。みんなも心当たりあるんじゃない?


東京03のコントは人間のおかしさ、そこから生じる人間関係の不自然さがすごく面白くて、そういうところがまた演劇っぽい。
東京03の舞台を見るのは初めてだけど、最後まで演じるということを貫いていたのも印象的だった。素の東京03を見れたのは最後のアフタートークだけ。コントの合間に流れるVTRもドラマだったり、声だけの会話劇だったり。あくまでも舞台中は役として存在している。徹底している。これだけ演じることに徹しているんだけど、見ているうちにどこまでが役でどこまでが本人なのかわからなくなることがある。それくらい役にハマっているのだ。


最後にエンドロールで流れたピアノ演奏のところに「大竹涼太」の名前が。素晴らしいコントライブを見た後、さらに私は幸せな気持ちになったのであった。

流れ星 単独ライブツアー 流星乱舞 岐阜会場



ツアー初日、流れ星の地元岐阜とあって、岐阜愛に溢れたライブでした。何回か「岐阜の人は大人しいんですけど、盛り上がってくださいね」みたいなこと言ってたんですけど、いやいや、流れ星は岐阜民に愛されてますよ。それにしても流れ星から岐阜民がそんなふうに見られていたとは。岐阜民が大人しい人ばっかりというわけではないと思うんですけど、うーん、確かにあまり劇場にお笑いを見に行くという習慣がなくて、リアクションとかあんまうまくないかも。私もミキと握手したとき、どうしたらいいのかわかんなくて、無言で握手したしな。


流れ星の単独ライブに行くのは初めてだったんですけど、流れ星の、そして一発ギャグについての認識を改めました。私が流れ星をよく見ていたのは爆笑オンエアバトルが放送されていた時期で、流れ星は人気も能力的にもそのときがピークだと思っていた。
でも違った。流れ星の漫才の感じだと年を重ねることで勢いがなくなってしまったり、変に落ち着いてしまったりするのかなと思っていたんだけど、全然。むしろ昔よりキレッキレになってた。でもキレだけではなくて。ネタ中もお客さんの反応を見たり、お客さんとのやり取りでのアドリブとかトークの技術もちゃんとある。


私は今まで一発ギャグというのは勢いだけで、大人を笑わせるには向いてないと思ってた。確かに勢いというのもかなりあるんだけど、ライブ中にかなりの数の一発ギャグを見てそれだけではないのだなと思った。数打ちゃ当たる方式でスベっちゃってるのもあったんだけど、それなりの数の一発ギャグをそれなりのクオリティで、その場でひねり出すというのはやっぱり勢いだけではダメ。ライブの場数踏んでないと。それがちゅうえいは抜きん出てる。そしてちゃんと一発ギャグでも大人を笑わせられる。


まだツアーの途中なのでネタの内容は書けないんだけど、すべてのネタに一発ギャグが絡んでくる。でもずっと一発ギャグを聴いている感じではなくて、ちゃんと作り込まれた漫才である。一発ギャグの人ではなくて、この人たちは漫才を愛している漫才師なんだと思う。


そして瀧上が意外と面白くなっていた。まあ、今までも瀧上がネタを書いていたのは瀧上だったんだから元々ポテンシャルはあったのに、私が気付かなかっただけなんだけど。瀧上が天然なのは知ってたけど、意外と毒もあるんだな。もっと出してけばいいのに。


今まで何回かお笑いのライブには行ったことあったけど、流れ星のライブはダントツにお客さんとの絡みが多い。ファンへの愛、サービス精神がすごい。こんなアットホームなライブ見たことない。これは地元だからというわけではなくて、多分どこでもそうなんだろう。
彼らは地元愛もすごくて、岐阜の観光大使もやっているんだけど、その地位を利用して最後にシングル「岐阜ミーチャンス」もダンス付きで歌ってくれた。全然知らない歌だったけど笑、嬉しかった。


今まで同じ岐阜出身ということで流れ星を応援してきたんだけど、やっぱり芸能人だし、親近感とかはなかったんだけど、今回のライブにちゅうえいのお母さん来てたんですよ!何かこの人たち本当に岐阜で育ったんだなと思ったら、少しだけ身近に感じました。


流れ星と岐阜民の相思相愛のライブでした。

うしろシティ第9回単独ライブ「どこが海のみえるまち」名古屋会場


コントの単独ライブに行くのは初めてだったんだけど、思った。コントってこんなに面白かったのかと。うしろシティめちゃくちゃ面白いじゃねえかと。
いやあ、うしろシティは名前は聴いたことあるけどネタは全然見たことなかったんですよ。アルピーとかハライチと同じ枠でラジオやってるくらいだから面白いのかなって思ってホントなんとなく見に行ってみたくらいで、顔と名前も一致してないくらいだったし。それくらいの知識の私でもホントに楽しめた。うしろシティのことを全く知らない私でもこれだけ楽しめたのは、漫才ではなくコントっていうのが大きかったのかも。漫才はネタというより本人を見たいという部分も大きいから、芸人さんのキャラとか元から知ってるほうが格段に楽しめる。それに比べてコントは元から役に入っちゃってるから、本人のことを知ってるかどうかは楽しむことに関してあまり重要ではないんだなとわかりました。


コントの舞台がわりと身近なのもあって世界観にもスッと入っていけましたね。
1本目は都会から地元に帰ってきた息子と迎えに来た母親のコント。コントなので大げさにはなっているけど母親あるあるというのはやっぱり何も考えずに笑える。これを1本目に持ってきてくれたのは私みたいな初めて来た観客に対して親切だなと思う。あとこの帰って来た地元というのはライブのタイトルにもなっている「海のみえるまち」なのかな?これからライブが始まるんだというワクワク感が高まる。私にとっては割とベタな感じのコントに見えたけど、普段はツッコミの阿諏訪さんが母親の役で完全にボケだったので、ファンの人には新鮮に映ったかもしれない。


次々とコントが続いていく。それぞれのコントにそれぞれの楽しみがあるのでまったく飽きない。
会話だけで爆笑の情景が浮かんでくる「レストラン」
バイヤーがめちゃくちゃ失礼なことを言ってるのに言ってることがわかりすぎて笑える「画家」
二転三転する展開とツッコミがさらに面白くさせる「ラーメン屋」
いつ捕まるのかドキドキする「陶芸家」
短い中にもインパクトがある「いじめられっ子」
おばあちゃんと客の心理戦?の「駄菓子屋」
いい話のはずなのに笑える「お葬式」


そして個人的にダントツで面白かったのが「友人との再会」
次々と色んな役になりきる金子さんにもう笑いが止まりませんでした。元のオドオドした役からの流暢すぎるしゃべりのギャップと、周到すぎる準備、そしてなりきる役柄の広さ、全てが面白い。次に何の役が来るんだろうとワクワクしました。途中大喜利みたいなの振られてたけど、あれはアドリブだったんだろうか?なんか素で悩んでたようにも見えたのだが。金子さんがめちゃくちゃ大変そうだったけど、一番面白かったです。でもあれだけ笑わされて、オチは「友達って何だろう?」って一瞬考えちゃいました。サラッと流してたけどちょっと印象に残りました。


今まであまりちゃんとコントは見たことなくて、出オチだったり、急に大声を出したり、過剰な動きや演技だったり、同じフレーズを何回も繰り返したりというイメージでした。今回のライブを見たら、イメージ通りの部分もあったんだけど、それがしつこいわけじゃなくて、むしろ一部で。ちゃんとストーリーで笑わせてくれるんですね。二転三転と展開していくし、どこに着地するんだろと普通に先の展開が気になってしまう。
あとやっぱりコント師は演技うまいなあと。漫才コントと違ってガチで演技してるわけですから、演技に対する熱量とかなりきり具合が違う。「友人との再会」ではちょっとおおって思いました。


今回のライブですっかりうしろシティのファンになってしまったので、ラジオも聴き始めました。ラジオも面白いですねえ。阿諏訪さんが意外といじられるんだね。二人の顔と名前もちゃんと認知したので次からもっと楽しめそうです。今年からちゃんとキングオブコントもチェックしよう!

【メトロック大阪】エレカシを見に行ってSiMにやられた

メトロック大阪の初日に参戦してきました。今までフェスはサマソニとレディクレに行ったことがあってこちらはすごく大規模だったんですが、メトロックはそこまで大きくなくてちょうどいい規模でした。ホントちょっと大きい公園というか普通の原っぱみたいなところで。かと言って全然ショボいわけではなくて、出演者も豪華ですし、参加者のことを考えてくれてるいいフェスでした。
まずシャトルバスがそのままバスツアーに行けそうなちゃんとした観光バスで行き帰り座れましたし、屋台も充実してて食べるとこもあったし、トイレの数もわりとあってそんなに並ばなくてすみました。車椅子の方の席と誘導もスムーズでした。


助かったのがタイムテーブルがあまり被らないように作られていたので、切り捨てることなく見たかったアーティストはほとんど見ることが出来ました。3つしかステージがなかったから移動も楽だったし。


しょっぱなはキュウソネコカミ
キュウソは3年連続大阪のオープニングなんだそうだ。毎年オープニングを任されているだけあって盛り上げようとするサービス精神がホントすごい。リハーサルのときからキュウソが出てくると、みんなが原っぱを走って集まってくる。なぜかタマホームの歌まで披露してくれてみんな大盛り上がり。MCも面白い。自分たちのライブを盛り上げるというよりも、フェス自体を盛り上げていこうとしているのが伝わってくる。これから楽しいことが始まるんだという空気になる。



コミカルなイメージがあったキュウソだけど、いやあ、めちゃくちゃロックだったわ!まさかいきなりサークルモッシュ2回やるハメになるとは。前日に雨が降ったせいで地面がぬかるんで靴がドロドロ。これも屋外のフェスの醍醐味だな。
「ハッピーポンコツ」が聴けたのが嬉しかった〜。キュウソの音楽はダメ人間にも優しい。
キュウソは「たまには夜に出たい」って言ってたし、確かにトリをやる実力もあるけれど、やっぱりまたオープニングで出てほしいなあと思いました。


9mm Parabellum Bullet」や「04 Limited Sazabys」、「THE BAWDIES」などは曲はあまり知らなかったのでゆっくり寝転びながら聴いた。他にもそんな人がいてまったりした空気が流れる。晴れた日に寝転びながら生演奏を聴く。これほど幸せなことはない。


職場の子に勧められて「Fear,and Loathing in Las Vegas」を後ろのほうで見る。普段なら絶対聴かないジャンルの音楽だ。CDで聴いていたときは声のインパクトがすごかったのだけれど、生で見てみると見た目のインパクトもすげえ!なんかレオタードみたいなの着てる人いるし。でも見かけ倒しではなくて演奏もパフォーマンスもかっこいい!高音のボーカルの人は生のステージでもめっちゃ高音出てたし、デスボイスの人キーボードだったのも意外だったし。
もう1曲目から前のほうどうなってんだ?ぐらいの盛り上がりで、すごくコアなファンが付いていることがわかる。前のほうに行く勇気はないけどまたライブは見てみたいですね。


不覚にも感動してしまったのが岡崎体育
1人で1万人を楽しませている彼を見てたら、今更なんだけどこの人すごい人だったんだなって改めて実感したというか。映像ありきの人のイメージだったけどライブでもすごい人気でした。
岡崎体育は「最後に一つ言霊を置いていかせてください」と言って、夢を語っていきました。最初は色んな人に馬鹿にされたことも。数年前だったら私も彼を馬鹿にする側の人間だった。でもこの光景を見たら、彼は絶対に夢を実現するとみんなが思うだろう。彼の強さと才能にちょっと泣きそうになった。
岡崎体育、あんたカッコいいよ!



もちろんエレファントカシマシは前のほうで見ました。



1曲目が「RAINBOW」でいきなりテンションぶち上がる。新しいアルバムから「Easy Go」や、ライブでは定番の「ガストロンジャー」「今宵の月のように」も続いていく。
私ぐらいの年齢になるとね、フェスに出てるバンドマンが軒並み年下だったりするんですけど、エレカシも立場的にはそうなんですよね。フェスのバンドの中ではダントツで年長。エレカシぐらいベテランで未だに大小様々な主なフェスに出まくっているバンドって他にいないんじゃないんだろうか。私は若者にこそエレカシを聴いてほしいと思っているのだけれど、私が気を揉むでもなくエレカシはフェスでガンガン若者たちの心を掴んでいく。


エレカシは他のバンドと違って、特別派手な演出やパフォーマンスをするわけではない。他のバンドに比べて年齢層が高いせいか、ファンもお決まりの振り付けがあったり、暴れたりするわけでもない。モッシュやダイブがあるわけではない。正直MCがめちゃくちゃうまいわけでもない。でも聴かせる。エレカシは聴かせる。
私はフェスでは暴れたい派だけど、エレカシを見てると改めて音楽をただただ聴くだけの幸せを噛みしめることができるのだ。



最後にSiMを見た。すごかった。アラフォーにして初めて世界だった。
きっかけは職場の後輩が「SiMのライブはファンもオタ芸みたいな振り付けがあってすごく面白いんですよ」と勧めてくれたことだった。聞いてはいたけど周りのファンが一斉に踊り出したときはちょっとどうしようかと思った。何となく後ろのちょっと人が少なめのところで見てたんだけど、ここってダンススペースやったんか...よくあんな複雑な足のステップできるな。
で、またボーカルが煽ってくんのよ。結構最後の方の出番だったんだけど、他のアーティスト前座扱いするわ、実質自分たちがトリ宣言するわ、ちょっと笑ってしまうくらいの煽りでした。歌も演技もカッコよかったんですけどね、もうボーカル煽ってくるし、すぐ隣ではダンス大会行われてるし、そっちが印象に残ってしまいました。
最後に会場が真っ二つに分かれて、ほぼ全員でモッシュしたのは楽しかったなあ。あんな大人数のモッシュは初めて。会場一面の大人たちが一斉にダッシュする。ぶつかり合う。戦国時代の合戦のように。しかも地面は泥だらけ。
SiMの本当の魅力はライブに行かないと伝わらない。ライブに行ってから曲を聴くとライブの情景が浮かんでくる。
SiMのライブに全精力を使い切った私はトリのback numberを聴かずに帰ってしまった。でも後悔はない。馬鹿になりたい大人はぜひSiMのライブに行ってみてほしい。

みつあみinNGK〜ファイナル〜 盛山無双が止まらない

最近YouTubeで見取り図を見て激ハマりしてしまい、ついに生の見取り図を見にいきました!吉田たち、コマンダンテとのユニットライブで、初めて見るのにいきなり「〜ファイナル〜」だったんですが、それでも十分楽しめました。NGKにフラッと入って運良く当日券がありまして、端のほうだったけど何と2列目!愛する見取り図をかなり間近で見ることが出来ました。これで2000円てコスパ良すぎ!


3組は客席のほうから登場。すでにすごい盛り上がり。こういう時通路側の席っていいよね。
私は見取り図の盛山さんのファンなのですが、他のメンバーからなかなか舞台に上がらせてもらえず、もうオープニングからいじられまくり。
私は関西に住んでないから見取り図はネタしか見たことなくて、この時点では気づいてないけど、舞台を見ているうちにこの人がかなり天然だということがわかってくる笑


ファイナルということで、ユニットライブの先輩アキナ牛シュタインの3組のVTRの指令からスタート。「2番目に嫌いな奴の名前を2回席で叫ぶ」という指令にリリーさんが挑戦。思いっきり「こうへい」と叫んでました。
そのままの流れで吉田たちの漫才に入る。もちろん不機嫌なこうへい。吉田たちの漫才は初めて見たけど、やっぱ双子ネタ面白いっすね。今度全国ツアーで名古屋にも来るんで楽しみです。


そして本命の見取り図の漫才!ユニットライブだけどネタも見れたらいいなと思ってたのでめっちゃ嬉しい!見取り図のネタはYouTubeで見まくってたんだけど、生で見るのは初めて。生の盛山さんのツッコミだ!リリーさん黒髪になってめっちゃかっこよくなってる!それだけでかなり感激なんですが、もちろんネタも期待通り面白くて、あかん!足らん!1本じゃ全然足んねえよ!もっともっとくれよ〜!ホント癖になるわ、盛山さんのツッコミ。最近ちょっと中毒になりつつある私は日常生活で「あたおか」を使いたくて仕方がないので、見取り図を布教しまくっている。でもホント見取り図は人に勧められるくらい間違いなく面白いんですよ。絶対売れる!と思ってるんで今のうちに単独ライブとか行っときたいですね。


コマンダンテのことは全然知らなくて何の情報もないまま初めて見たんですけど、まず思ったのが大阪っぽくないなと。外見もネタも。と、思ったら去年東京に進出していたらしい。そっか〜安田さんへの門真イジリ好きなんだけどな。ネタはもうちょっと癖があるほうが私は好きですけどね。
でも初めて見たのがユニットライブで良かったかもしれない。安田さんがいじられキャラだったり、石井さんがボソッと面白いこと言う人だったり、ネタ見ただけではわからない二人のキャラがわかったので。普通にちょっとネタを見ただけだったら印象に残らなかったかもしれない。


最後に3組による6人漫才。この辺になってくると初めて見る私でも盛山さんが完全にいじられキャラということを理解する。ゴレンジャーをやりたいということになり、案の定盛山さんが悪役。安田さんの若草色に笑った。悪役なのにツッコミなのにいじられまくる盛山さん。最後にはお客さんを巻き込んで本当のヒーローショーみたいになってた。


そして毎回恒例らしいお客さんへのアンケート。入口で6人の中から1人選んで、箱の中にピンポン玉を入れてきたんですが、今回のテーマは「お兄ちゃんにするなら誰?」というものでした。私は盛山さんに投票したんだけど、この舞台を見た後だと石井さんかリリーさんもいいな〜。
実は今回はいつも3位のゆうへいが今回こそ1位になりたいということで、本人が希望したテーマだったんですが見事ぶっちぎりの1位でした。弟のこうへいはぶっちぎりの最下位でしたね。30票くらいしかなくて箱がスッカスカだったので爆笑が起こりました。私は吉田たちのことをよく知らないので兄弟といっても双子だし、そんなに差があるもんかな?と思ったけど、確かに今回の舞台でもゆうへいがけっこうMC的な立場だったんだよね。ただの人気投票になりそうなテーマだったけど、ちゃんとみんな見てるんだな。


その後アンケート結果を受けての、お兄ちゃんチームと弟チームに分かれてなぜか綱引き。お兄ちゃんチームはゆうへい、盛山さん、石井さん。弟チームは安田さん、リリーさん、こうへい。盛山さんが気合い入りすぎて、文化祭でやたら張り切る女子みたいになってた笑。思った通り盛山さんのいるお兄ちゃんチームが圧勝するんだけど、盛山さんが「俺はええ勝負がしたいねん」と言い出したので、人数を変えて再戦。どんだけ綱引きに本気なんだよ。


盛山さんのはしゃぎっぷりはおさまるどころか、次のトランポリンで加速。
なんだろ、大男がただトランポリンを飛んでるだけなのに爆笑が起こるこの感じ。いやでも、ほっといたらこの人1日中飛んでるんじゃないかってぐらいのはしゃぎようだったんだよ。盛山さんてホントずるいよなあ。もうなんか存在が面白いんだもん。
あとボールを使うゲームのとき、いくつかボールが舞台の下に落ちちゃったんですが、めっちゃ「すみません。すみません。」て言いながら舞台下まで拾いに来てました。前から2番目の席だったから至近距離で見ることができたんだけど、いやいや私たちにそんな謝ることないんですよってくらい腰が低くていい人そうでした。


ファンだから盛山さんのことばかり書いてしまったけど、実際盛山さんが最初から最後まで盛り上げてて盛山無双だったんですよ。何というか、他のメンバーも盛山さんへの絶対の信頼の上でイジっているというのを感じたし。
ユニットライブを見るのは初めてだったんだけど、こんなに面白いものだったのか!と思いました。もっとファン向けの内輪ノリなのかなと思ってたんですけど、お笑い詳しくない人でも全然楽しめます!むしろテレビのバラエティのように気軽に見られます。気構えずにフラッと入って見るのにちょうどいい。私もお酒飲みながら見てましたからね。


で、この「みつあみ」なんですが、「〜ファイナル〜」ということだったんですが、「セカンドシーズン」が始まるそうです。やっぱりね…そんなことだろうとは思ってたけど。だって3組ともこれからだもの。セカンドシーズンはルミネから始まるということでついに東京進出らしいんですけども、とりあえずまだまだ見られる機会がありそうで良かったです!