M-1ツアースペシャル2018in名古屋


不思議と前よりも苦手じゃなくなったカミナリ


カミナリの舞台を初めて見たのは半年前ですが、その時より断然面白く感じました。カミナリって見た目が何かイカツイし、頭もバンバン叩くし、前はちょっと苦手だったんですよ。今回も相変わらずバンバン叩いてましたけど、不思議と不快にはなりませんでした。たぶんテレビで見るようになって彼らに愛嬌みたいなものを感じるようになったからかも。まなぶ君のたまにスベッちゃう感じとか。

もちろんネタ自体もすごく面白かったです。題材的には目新しいテーマではないですけど、どっかで見たなあという感じではなく、ちゃんとカミナリの漫才として素直に笑えました。突飛な発想の漫才のほうが何か新しい感じがするし、観た人の印象にも残りやすいのかもしれない。だけど、使い古された題材でもちゃんと自分たちのカラーを出すことのほうが実は難しいのかもしれない。実力がないと出来ないことだと思います。


やっぱりはらちゃんが強烈なキャラだったゆにばーす


これからハマってしまうかもと思うくらいツボでした。はらちゃんを初めて見たときの衝撃は南海キャンディーズを初めて見たときの衝撃に似ている。でも南キャンのようなヘタウマという感じではなく、正統派でテンポも良く、個人的にはこっちのほうが好きだなと思いました。はらちゃんはその外見といい、声といい、とてもキャラ立ちしているけれど、そのキャラを生かしつも、キャラに頼りっきりになってないネタは素晴らしく、さすが漫才を愛する川瀬名人だと思いました。普段テレビをあまり見ないので川瀬名人のフリートークは聞いたことはないですが、山ちゃんのように化けるのかこれからがすごく楽しみな芸人さんです。

勢いは一番だったさや香


関西で人気が出てきた若手らしいくらいの知識でしたが、あーこれは人気出るのわかるわーって感じでした。二人ともさわやかだしね、いい意味でTHE若手っていう勢いを感じました。まだ個人の名前は覚えてないんですど、ダンスのうまい子っていうのは覚えた。やっぱこういう特技って会場盛り上がるし大きいよなあ。何か二人とも華がある。
他のネタはまだ見たことないんですが、ボケのおかしな被害妄想にがんがんツッコむ感じのが多いのかな?私こういうテンポが良くて、ボケ数が多いのって好きなんだよね。大阪に行く機会があったらまたぜひ見てみたいです。


あいかわらずツッコミのキレがいいスーパーマラドーナ


心配になるほどひょろひょろの田中さんとヤンキーっぽい武智さん。パッと見いじめられっ子といじめっ子っぽいけど、ネタを見ていくとそのバランスがどんどん崩れていくのが面白い。田中さんは意外にひょうひょうとしているし、武智さんは意外に田中さんに振り回されている。田中さんがサラッとボケて、武智さんが強めにツッコむ。アンバランスなようでとてもバランスが取れているからこれだけ安定しているんだろうな。

ますます単独ライブが楽しみになったミキ


半年前に始めて舞台を見てこれから注目していこうと思った矢先、あっという間に全国区になってしまったミキ。この間単独ライブにも行ったけど本当に面白くて、今一番油が乗っている時期だなと思う。ミキの漫才の感想に「ツッコミの声がうるさい」というのを時々見るけど、私はむしろツッコミがすごくいいなあと思うんですけどね。ボケよりもツッコミで笑ってしまうことのほうが多いし。でも今回みたいに同じくだりをわりと繰り返すネタだと私わりと途中で飽きちゃうので、そうなってくるとちょっとうるさく感じちゃうかなあとは思った。

個人的にダントツ面白かったかまいたち


いやあ、面白かった!!一番笑った!こんなに面白いとは思わなかった!ちょっとキングオブコントのDVDも見てみるわ!ってくらい面白かった。ホント今更だけど。時間オーバーしてたらしいけど全然気にならなかったもんね。

アメリカンジョークに対して変な理屈を捏ねたり、ドン引きしたり、困惑する山内さんがとにかくおかしくて。私同じ言葉を繰り返すボケって普段そんなに笑わないんですけど、山内さんの「ってね」っていうのは癖になってめっちゃ笑った。後半ちょっとグダグダになってたけど、あれはアドリブだったと思われる。濱家さんが今絶対素で笑っちゃってたなという場面もあったし。それもあってちょっとフリートークぽい部分もあった。


キングオブコントの優勝者ということもあってどちらかというとコントの人たちなのかなというイメージがありましたが、一気に印象が変わりました。あまりネタを観たことがないのに、今や私の好きな芸人ベスト3に食い込みつつあります。


水田の偏屈さが光った和牛


和牛のネタは基本川西さんが水田さんに振り回されるというものである。私が今まで見たネタはアホな彼氏だったり店員だったり、アホに川西さんが振り回せるのが多かったのだが、今回の水田さんのキャラは偏屈だ。とにかくめんどくさいお客さんを水田さんが演じる。アホも偏屈も両方めんどくさいのだが、個人的には偏屈のほうがめんどくさく、川西さんが振り回せれる度合いがでかいように思える。偏屈のほうが素の水田さんと近いのでよりリアリティが増し、川西さんが演じるキャラのダメージが増幅するように私は感じるからだ。
どっちが好きかと聞かれればどちらも好きとしか言いようがないけど、どちらにしてもたいした反撃もせず耐え忍ぶ川西さん偉いなと思ってしまうのである。いや、漫才の中なんだけどね。

くだらないんだけどついつい笑ってしまうジャルジャル


ジャルジャルって売れるのが早くてずっと見てきたけど、いい意味で全然変わらない。コントも漫才もまさにジャルジャル。あえて「ジャルジャルっぽい」という軽い言葉で表現するけど、よほど世界観が確立されてないとこの言葉って出てこないと思うんだ。出はじめのおそろいのTシャツでコントやってた時期は正直アイドル人気だと思う。テレビに出るのが早かったしわりと吉本に押されてたから順調に見えるけど、それからなぜか金髪にして迷走したり、めちゃイケが終わっちゃったり色々紆余曲折があった。それでも万人受けに走るどころか、そのスタイルを確固たるものにしてついにM-1のファイナリストにまでなったのは本当にすごい。


でもその紆余曲折や苦労をまったくジャルジャルは感じさせない。いや、それは他の芸人さんもそうなんだけれども、ジャルジャルは特に舞台の上で本気でふざけ合っているように見える。まるで小学生男子がじゃれあっているような。そして福徳の異常なマイペースさがそれに拍車をかける。そんなネタをやってのけるジャルジャルのアグレッシブさよ。
時代によって売れるネタを書ける嗅覚も必要だけど、時には頑固なほどブレないことのほうがよいこともある。方向性が間違っていないのなら。


久保田さんにはずっとそのままクズでいてほしいとろサーモン


とろサーモン自体は昔から応援してたし、生で見られてとてもうれしかったんですが、ごめんなさい、芋神様はあまり私のツボではないんです。マニアックなのは好きなんですけどね。何か後半ちょっと意味がわからなくなってくるというか。昔のスカシ漫才や久保田さんのマイクパフォーマンスが好きだったし、一番好きなのは久保田さんのアメトークでの白いニットのくだりだった。もしかしたら私はとろサーモンのネタ以上に久保田の存在が好きなのかもしれない。歴代のチャンピオンの中で間違いなく最もガチクズである久保田さんが、そのクズさゆえに消えてしまうのか、それを武器に成り上がるのか楽しみではある。でもとろサーモンが華やかな芸能界に適応している画があまり思い浮かばない。やっぱり闇営業が似合うなあと思ってしまうのだ。

TEAM NACS 第16回公演 PARAMUSHIR ~信じ続けた士魂の旗を掲げて

これは名もなき戦士たちの物語である。


正直ここ最近のTEAM NACSの作品は見ていなかったのだが、終戦後が舞台いうことでいつもより笑いが少なめのシリアスな内容であった。
実際にあった話がモチーフということで、役柄がメンバーそれぞれのキャラに合わせたものであり、リアリティを大事にしたことがわかる。


戦争というどうしても重たくなってしまう話を軽やかにしてくれる大泉洋

少し頼りないが懸命に部隊をまとめようとする上官に森崎博之

いい意味で普通の感覚を持っている音尾琢真

絶望的な状況でも無邪気でいられる戸次重幸

やはり変人役が一番似合い、5人が共に戦う決心することができた言葉をくれる安田顕


役柄の他にもメンバーと重ねてしまう状況がいくつかあった。
まず北海道に攻めて来るロシア軍から北海道にいる人たちを守る話であり、それぞれの役も北海道出身であること。
寄せ集めの部隊である5人を敵国の言葉である「チーム」と表現した場面があったこと。
そして何よりそれぞれの役に守るべき者がいたこと。この舞台はメンバー全員が既婚者となり、家族を持った今だからこその作品だろう。


私はそれぞれが生い立ちを語り合う5人だけの場面が一番好きだ。
張り詰めた空気が続く中で、ここが一番素のメンバーの空気感に近いからだ。もしかしたら実際の部隊もこんな風に冗談を言い合うこともあったかもしれない。
しかし5人が親しくなっていくほど、せつない気持ちにもなった。これからロシア軍が攻めてくるのだ。別れが来るかもしれないのだ。
お互いを知っていく5人。でも戦争がなかったらお互いの存在さえ知ることのなかった5人。


劇中に「無名で死ぬな。名を残せ。」という言葉が出てくる。
女性よりも男性の方がこういう価値観に捉われる。女性はまあ、結婚して子供産んどけば上がりというか、悪くない人生だったということになるが、男性はそれだけではダメだったりするのかもしれない。歴史に名を残すような偉人に圧倒的に男性が多いのもそのせいだろう。普通のサラリーマンでさえこういうことを考え、苦しんだりするのだろうか?


この芝居の中では、何か大きいことをして歴史に名を残せという意味だと思うけど、現代ではそれは大きく変わってしまうのかもしれない。
現代では「名を残す」というのはお金のためだったり、自己顕示欲を満たすためだったりする場合が多い。何かを成し遂げたいというより、とにかく何でもいいから有名になりたいというような。そんな風に名前が残っても何の意味があるのだろう。


主人公たちは歴史に名を残すことはできなかったけど、自分が名づけ、守った子供の名前を残すことはできた。
記録には残らなかったけど、人々の記憶には残った。
歴史は偉人が作ったものではない。ある日突然変わったものでもない。
名もなき人々の日々の積み重ねなんだ。

中田敦彦講演会in名古屋 PERFECT HUMANの作り方


オリラジのあっちゃんの講演会に行ってきた。
意外かもしれないが、オリラジはもう5,6年くらい名古屋でレギュラー番組をやっているので、東海地方になじんでいたりする。当日も家族連れや学生もいたり、様々な客層の人が集まっていた。本当に盛況だったので、あっちゃんはかなり遠かった。


あっちゃんが「天才の証明」という本を出版したので、講演の内容は主に才能についての話であった。でもそんな堅苦しいものでもなく、時折笑いも交えながら気さくに話してくれるので、すっと頭に入ってくる。たとえ話をたくさんいれてくれるのでとてもわかりやすいし、そのたとえ話自体もとても興味深く面白い。本当にこの人は博識だなあと思ったし、それは常にアンテナを張っているからともわかる。私だったら聞き流してしまうような話でも、あっちゃんだったら独自の解釈をしてさらに多くのことを学ぶのだろう。そしてそれを人にうまく伝えることができるのだろうと思う。だから人はあっちゃんと話したいのかもしれない。私もどうせなら自分の話をおもしろがってくれる人と話したい。


あっちゃんは「仕事でも家庭でも才能を適切に配置することが大事」だと言う。オリラジを見ていてもそれが実践されていると思う。
「武勇伝」では持ち前のリズム感と、相方をとにかく褒めまくるとうネタの新しさ、そして何より「エンタの神様」という番組にとてもフィットしたいう条件が生かされ、一気にオリラジはスターとなった。このときのブレイクはたぶんそこまで狙ったものではなく、やってみたらブレイクした、いわゆる無意識のものだったと思う。


しかし「PERFECT HUMAN」は違う。明らかに狙ってブレイクさせたものだ。
「PERFECT HUMAN」は「新しいオリラジ」というよりは「原点回帰」に近い。リズムに乗ってとにかくあっちゃんを持ち上げるというスタイルは武勇伝を彷彿とさせる。武勇伝を知らない世代は新鮮に、知っている世代にはどこかなつかしく感じるかもしれない。
自分たちの才能を適正に配置かした結果、原点回帰になったのだと思う。


再ブレイク前に出演した「しくじり先生」は今でも神回と呼ばれるが、それはオリラジのぶっちゃけ具合が面白かったのと、元々持っていた「人にわかりやすく説明する」という能力がそこで開花したことが大きいと思う。実際にそれがきっかけであっちゃんは「しくじり偉人伝」というコーナーを持ち、その分かりやすさ、独特の着眼点が認識された。このことが再ブレイクに一役買ったことは間違いない。
オリラジは進化しているとう部分もあるが、それ以上に元々の自分たちの能力の生かし方、見せ方がうまくなったのだと思う。


もう一つあっちゃんが主張していたのは、「制限を加えることで逆に面白いことが出来る」ということである。
これもジブリの例を出してあっちゃんがわかりやすく説明してくれた。これってお笑いでも時々あることだよなあ。相方がポンコツすぎて出来たネタのスタイルとかもあるし。


「PERFECT HUMAN」のサビであっちゃんが登場するというシステムも「歌もダンスも出来ないやつが目立ちたい」という状態から出来たんだそうだ。
これを私は制限を加えることで、よりコンセプトがはっきりしたからだと思っている。制限を制限と思わず、条件と捉えることが大切だ。


天才とは自分の才能を適切に配置している者のことである。人は誰でも天才になりたい、才能がほしいと考える。
でも残念ながら自分にどんな才能が与えられるかは自分では選べない。だから探すしかない。


完璧から完璧は生まれる。でも面白いものというのは不完全から生まれる。
人間はいつでもは完璧を目指すけれど、完璧を目指すことで逆に天才になる機会を遠ざけてしまっているのではないかと私は思う。

アラフォー独身だけどフリーターに戻りました。あえてね。

会社を辞めてよかったことは
死にたいと思わなくなったことです。


これだけでもとんでもなく素晴らしいことなのに、もう朝5時に起きなくていいわ、電車通勤しなくていいわ、お笑い見て心から笑えるわ、ご飯がおいしいわ、将来への不安を対価で支払ってもお釣りが来るくらいのいいこと尽くめだ。このぬるま湯に浸かってしまった今では元の生活に戻ることは出来ない。


だからと言って私は安易に会社を辞めることを薦めているのではない。
「会社辞めたいなあ」ぐらいの気持ちだったり、会社を辞めることを迷っているくらいなら止めとけ。もうちょっと今の会社で頑張るべきだ。
ただ会社を辞めることを決めたなら、もうそれは1日にも早く上司に伝えるべきだ。


会社を辞める準備が出来てない。



散々考えて会社辞めることにしたんだろ?もう自分がこれから何をしたいか、どう生きていきたいのか、自分の中でとっくにわかってるんじゃない?辞めるって伝えてから辞めるまでに最低1ヶ月はかかるんだから、準備なんてその間にしたらいいじゃない。


他の人に迷惑がかかる。

迷惑がかからない辞め方があるなんて思わないほうがいい。このご時勢どの職場でも人数ギリギリで回しているところばかりなんです。どうしても迷惑がかかってしまうものなんです。私なんか散々お世話になっときながら、
他の人に迷惑をかけてでも辞めたいというという気持ちを押し通して、伝えてから1ヶ月で辞めました。それくらい追い詰められていたんですよ。
自分が辞めたあとの会社のことなんて残った人が考えればいいんです。


自分に負けた気がする。


まあ、どういう状態が勝ちということになるのか人によって違うんだけれども、私は自分が会社辞めたことを勝ち逃げだと思ってます。もちろん世間的には会社を辞めることが負けです。でもあのまま仕事を続けていても、私はずっと負け組から這い上がることは出来なかったでしょう。
私が会社を辞めた理由は、ADDの傾向がある私にはまるで向かない職務内容だったからです。世間的には安定した企業に勤めるやや勝ち組。でも会社内での私は完全に負け組でした。負け組っていうか底辺でした。
顔のわからない世間から勝ち組に見られていたとしも、顔のはっきりわかる同僚から、そして誰よりも自分から負け組と見られていたんです。


あなたは社会に適応して会社員生活を続けようとしていた自分に勝ちたかったのかもしれません。でもどうせなら会社を辞めたいという自分の意思を貫き通す自分に勝ってください。


上司に辞めることを伝えてしまえば、あとは上司が勝手に話を進めてくれます。残りの日々は淡々と業務を行ってください。言うなれば、上司に退職を伝えるということが大変さのピークと言えます。


私も辞めると決めてから伝えるまでずいぶん時間がかかってしまいました。
辞めたら好きなだけ眠れることを想像したり、旅行に行きたい場所や、読みたい本、参加したいイベントを色々調べてモチベーションを上げました。それでもいざ会社に行くと同僚がみんないい人ばかりでやっぱり言うことが出来なくて、ネットで発達障害の人と働く方たちの本音を読んで自分を戒めました。


それでも勇気が出なかった私は友人に「明日辞めるって伝えるから何か励まして」とエールを強要しました。そこまでしないと退職を伝えることの出来ないヘタレなんです、私は(笑)その中の一人から電話がありました。

「あのさあ、辞めたら会社の人に会ったりする?会わないよね。もう会わない人のことなんて気にする必要なくない?」
「確かに」

この一言のおかげで私は無事に退職を伝えることが出来ました。退職なんてこれくらい自己中になるくらいでいいのかもしれません。

最後の日、私は制服を脱いで晴れ晴れとした気持ちで会社を後にしました。私の晴れ晴れとした気持ちとは裏腹に雪が降っていたけれど、暗黒だった私の会社員時代を雪が白く塗りつぶされていく気がしました。

ブロガーのあんちゃの出版イベントに行って生のあんちゃさんに会ってきたよ!

ずっと読んでいた「まじまじぱーてぃー」のブロガーあんちゃさんの出版イベントに参加してきました!
普段は意識高い系のイベントって何か苦手なんだよなあ~と思ってたんだけど、あんちゃさんには会いたい!ということで緊張しながらも会場に向かいました。
会場に入ったら受付にいきなりあんちゃさんが!ブログで見たまんま、本物だ!
ブログではすごくはっきり自分の意見を主張しているあんちゃさんですが、お話してみるといい意味ですごく普通っぽい女の子でした。すごく才能があって瞬く間にブロガーの地位を確立しているのに謙虚で、サインを頼んだら快くサインもしてくれました。

前半はあんちゃさんの出版記念トーク

普通の会社員だったあんちゃさんがいかにプロブロガーとなり、本の出版まで至ったのかというトークでした。そこらへんは正直ブログを読んでいたので知ってたんだけど、質疑応答は盛り上がりました。私もあんちゃさんとお話したいがために質問しました。緊張した~。


次は休憩を挟んでゲストとのトーク

公務員を辞める予定のおっくーさん
会社員を辞めたあんちゃさん
正社員になったことのない新井康陽さん


それぞれの立場でのトークが聞けました。新井さんのことは全然知らなかったのですが、いやあ、めっちゃ面白いし熱い人でした。すごい引き付けられました。こういう人が時代を変えていくんでしょうね。
一番盛り上がったのは、おっくーさんが公務員を辞めることを親に反対されているというトークでした。
笑い事ではないんですが反対のされ方がすごくて、新井さんのトークが加わったのもあって、何かすごいな(笑)と思ってしまいました。参加者の中にも仕事を辞めたいと思っている人がたくさんいましたし、あんちゃさんも「仕事を辞めたいけど周りに反対されている」という相談をよく受けるそうです。あとすごくお世話になったから辞めづらいとか。



私はもう会社を辞めてしまった立場ですが、親から結婚の圧がすごいのでわかる気がします。私自身も結婚したいと思っているので、反対されているのとは違いますが、「親の期待に答えなければならない」という根底の気持ちは一緒です。親は私に結婚して幸せになってほしいと思っています。それはわかります。問題は今現在結婚してない私は幸せではないと思われていることです。でもそうでもないんですよね。バイトだけど好きな仕事をして、お笑いライブやフェスにも行ける今の状況はけっこう幸せ。
子供には子供の幸せがある。それがわからない親が多い。
私はもっと親に幸せアピールしたほうがいいのかな?


後半は参加者同士で交流会

こういうコミュ力が必要な状況はとても苦手なのだけれど、何とか輪に入ることができました。
元々あんちゃさんのブログを読んでいた人、仕事を辞めようか迷っている人、あんちゃさんのことは全然知らないけど友達を作りたい人と、みんな参加した理由は様々でした。話は盛り上がり、数人とラインの交換をしました。
あんちゃさんのブログが存在しなかったら、繋がることのなかった人脈です。
あんちゃさんが各地でイベントを開くことによってこうした無数の繋がりが生まれ、その中でさらに何かをしようという動きが起こるかもしれません。そう思うと、あんちゃさんの影響って大きいんだなと実感します。


私はTwitterとかFacebookもやってないので、ネットで人と人が繋がるということにいまいちピンと来てなかったのですが、もうそんなことは言ってられないなと思います。そんなことを言っていたらどんどん時代に取り残されてしまう。
そして新しい時代来てるなあという出会いがありました。


世界一周を目指す高校生に出会い、新しい時代の風を感じる


高校生のやな君は学校を休学して3月に世界一周するため、色んな人に出会い、100万円を目標に集めているそうです。クラウドファンディングみたいなもんですかね。

私も少しお話しました。
「100万とは言わず、もっと持ってったほうがいいんじゃない?」
「いえ、100万円というのもちゃんと理由があって、100万円でも世界一周できるってことをみんなに知ってほしいんです」

すげえ!自分の息子でもおかしくない男の子に感動したわ!


これね、世界一周に注目し勝ちですけど、地味に休学ってのもすごいなあと思うんですよ。だってさ、たぶん留年っていうか、みんなより1学年遅れちゃうわけでしょ?そうなると仲いい友達と一緒に卒業できないわけです。で、下級生と一緒にまた学ぶわけでしょ?これって10代の子あにとってはめちゃくちゃ勇気いることですよね。


でも学校がどうしても息苦しくて、休学を必要としている人ってもっとたくさんいると思うんですよ。学生が自殺しちゃう理由って学校が世界のすべてだと思いこんでるから。ちょっとさ、親のお金でもいいから、休学して世界を見てこいよ!って言いたい。引きこもりになってしまうよりよっぽどいい!
休学する勇気、休職する勇気があれば、あとはお金の問題だけ。ここまで来れば、世界一周のハードルというのは案外高くない気がする。
やな君の行動は前例を作るという意味で、これからの学生生活の在り方、働き方を変える大きな一歩になると思う。

イベントに参加して思った次世代との関わり方


あんちゃさんとかやな君とかはこれから時代を作っていくまさに次世代なんですが、私なんかはもうその前の世代なんですね。
あんちゃさんのブログを読んでもちろん共感もしますが、どちらかというと「今の若い子は色んな生き方があるんだな。すごいな。」みたいな目線で見ていることのほうが多かったりします。


今の若い子って物心ついたころからスマホがあるわけで、そのへんの知識は確実に私たちよりあるわけですよ。だから私は若い子からもっともっと学んでいきたい。私から若い子に何かを与えられるか?と言われれば、何も返せません。
でも他の大人が「最近の若い子たちとの関わり方がわからない」と言っていたら「いや、みんなけっこういい子たちばっかりですよ。話せばわかりますよ」
と答えます。自分の年齢のせいにして何かを諦めようとしていたら、「いや、意外と何とかなるもんですよ」と言います。


「ネット上での人間関係なんて希薄」という世間の思い込みは少なからずあります。でも知り合ったきっかけがネットなだけで、そこからどうやって関係を発展させていくかはあくまでもその人次第なんです。

ラジオリスナーとアルピーファンは「明るい夜に出かけて」を絶対読むべし!

私がラジオを聴き始めたのは1年前。
アラフォーから何かを始めるということにはたいてい何か理由がある。理由もなく何かを始めるなんて、若いときかよっぽど余裕のある人間だけだ。私は疲れきっていた。私がラジオを聴き始めたのは最初は現実逃避のためだ。どうしても向いていない仕事へ向かう道すがら、ミスを連発して怒られた帰り道、私は電車に揺られながらラジオの世界に逃げ込んだ。ラジオの世界に引きこもった。ついにラジオを聴く気力もなくなって私は仕事を辞めた。私は再びラジオを聴き始めた。今度は現実逃避じゃない。むしろラジオは私のリアルとなった。


始めは芸人さんがしゃべっているのをただ聴いているだけだった。自分の殻に閉じこもっていた。
聴いていると次第に、自分と芸人さんが一緒にいる気分になった。
そのうち芸人さんとスタッフさん・職人さんとの関係性がわかってきて世界が広がった。
完全に内輪ネタがわかるようになって、私はラジオの世界の一部となった。
深夜でまさに今ブースで芸人さんがしゃべり、職人さんはメールを送り、作家さんがメールを選び、リスナーは爆笑している。職人さんがメールを打つカタカタという音、作家さんがメールを選ぶときの紙のカサカサという音まで聴こえる気がする。一人で聴いているのに、そこには人の気配がある。
私のリアルとラジオの世界との境界線があいまいになっていったのだ。


「明るい夜にでかけて」の主人公はラジオの職人だ。もうその時点でワクワクしてしまう。
主人公はある出来事で職人をやめていたが、アルコ&ピースオールナイトニッポンがきっかけで職人に復帰していた。周りにそのことを隠していたが、同じくアルピーのラジオの職人である少女と出会ってしまったところから、主人公の日常が変わっていく。


実際のラジオの番組名や芸人さんの名前、出来事なんかもところどころ出てくるので、読んでいるうちに本当にこの小説の世界があるなよう不思議な気分になった。今私はYouTubeでアルピーのオールナイトニッポンを聴きまくっているのだが、主人公のラジオネームが出てきても違和感なく受け入れてしまうかもしれない。ヤバイな。
アルピーのオールナイトを聴いたことない人が読んでもラジオのリスナーだったらあるあると感じることも多いです。

イヤホンから耳に落ちてくる、平子と酒井の声は近い。同じ部屋にいるんじゃないかってくらい近い。この謎の距離感こそが、ラジオの生放送だ。テレビじゃ絶対にない。不特定多数のリスナーが聴いているのに、アルピーと俺と三人でいるみたいな錯覚。

もしかして職人さんってこういう気持ちなのかなと想像も膨らむので楽しめると思います。

俺は毎週読まれなくてもいいし、採用数も少なくていい。ただ、平子と酒井、スタッフのガチ笑いが聞きたい。ブースで笑い声が大爆発する、もう、自分のイヤホンが耳からぶっとぶくらいの、そんな笑いにあこがれる。

私がラジオに目覚めたのはつい最近ですが、中学生とか高校生とかで聴き始めて職人になっている人もいるんですよねえ。うらやましい。私もそのくらいから聴き始めていたら職人になろうとしていたかも。私も職人になってみたかった。芸人さんに一目置かれる職人に。


そして私がこの小説で一番好きなのは、アルピーとアルピーのオールナイトの魅力を伝える文章がとにかく素晴らしく、それがさらにリアリティを増しているところです。

リスナーが、「神」ってノリだから。

(略)

番組を支えるという程度の存在感じゃない。もう番組を根こそぎ押し流してしまう洪水のような勢いと力がある。大洪水となって、あさっての方向にすべての辻褄を飲み込んでしまう濁流。舵が取れなくなったアルピーが「もうイヤだあ」「助けてくれえ」と悲鳴をあげるほど、その週は「神回」となる。

アルピーのオールナイトってすごく説明が難しいんですけど、これこれ!これですよ!これ以上の説明はない。
聴いたことのない人はこれを読んでもピンとこないと思うけど、リスナーだったらめちゃくちゃ的確!と思うに違いない。

「いや、たぶん練習はしないんじゃないかな。トークに台本はないと思うけど、でも、平子は、けっこうオチつけますね。家族の話とか多いし、仲良しファミリーなんで、ほのぼの系だったりするけど、ラストは落として笑わせてくる。ガチのクレームみたいな話でも、やっぱり、最後は落としてくる」
「なるほど」
「酒井のトークは、わりと型がない感じするけど、何の話なんだってヤツでも、なんか味がある。
スーッときてスーッと抜けても、なんか残る。俺、酒井のトーク好きですね」

作中、アルピーの名前が思ったよりがっつり出てくるので、ファンとしてはそのたびにテンション上がってしまいました。
あと最近ラジオを聴き始めた私は、ラジオリスナー同士でこんな交流の仕方があったのか!とすごく参考になりました。ラジオの感想とか実況ってTwitterでリアルタイムでされていて、リスナー同士で交流とかもあるみたいだ。ぜひ参加したい!
ラジオ関連のイベントもけっこうあるみたいだ。職人さんとか他のリスナーとしゃべれたりするのかな?どっちみち人見知りで話しかけれないけど。でもこういうイベントってほとんどが東京なんだよね~。

もちろんラジオリスナーでない人でも青春小説として楽しめます。
主人公にトラウマがあって、仲間ができることによってそれを乗り越えていくっていう、まあ、ベタといえばベタなのかもしれない。でも普通の青春小説と違うのは、私の青春時代にはなかった、今の時代だからこその人とのかかわり方、自己表現が描かれていることである。それがすごく新鮮だった。
その一方で若いがゆえの、やたら走り出したく気持ち、劣等感、嫉妬、焦燥感、人間関係の面倒くささ、迷い、などもちゃんと描かれていて、やっぱりこういう青春時代のヒリヒリした感じって今でも変わらないことに安心する。
あと何者かになりたいけど何をしたらいいのかわからない、みたいな自己顕示欲って少なからずみんなあると思うんだけど、今の子って、わりと誰でも表現者になれるから逆にそのプレッシャーがすごいのかなって思った。

最終的に、主人公の根本的な問題というのは解決してないんだけど、なんとなく自分の進むべき道が見えてきたというところで話は終わります。
希望の持てる終わり方ではあるんですが、ただ私はもう知っちゃってるんですよね。アルピーのオールナイトがすでに終了していることを。それがこの小説に何とも言えないせつなさと余韻を残してくれています。
この先、アルピーのオールナイトに関わりたいという主人公のほのかな希望が叶うことはありません。
そしてアルピーのオールナイトが終わってしまったのと同じく、青春時代というのもいつかは終わってしまうということを暗示しているように感じたからです。

私はこの小説を読み終えたとき、爽快感というよりも悔しさのほうを多く感じてしまいまいした。
一つはリアルタイムでアルピーのオールナイトを聴けなかった悔しさ。
もう一つは自分がアルピーやアルピーのラジオについて書いたブログの文章がゴミクズに思えてしまった悔しさです。この気持ちはハガキ職人として明らかに自分より才能のある少女に出会ってしまった主人公の気持ちに近いのかもしれない。

小説に出てくる「明るい夜」というのは主人公の働く深夜のコンビニや、深夜のラジオブースだったりします。私にとっての「明るい夜」はやっぱりパソコンの画面だろうか。今日もパソコンの光を眺めながら文章を打つのだ。

もはや私の心の友!ガールズちゃんねるについて語りたい!(後編)

⑥リアルではとても人に言えないことを相談できる

私めちゃくちゃネガティブなんですよ。死にたいとか生まれてきたくなかったとか、フツーに思ってる。絶対口には出さないけどね。ガルちゃんではそういうトピもあって、みんなそういう気持ちを吐き出してるんです。私は書き込んだりはしないけど、すごく共感してこんなこと考えてるのは自分だけじゃないんだって安心する。


ここまで重たい話じゃなくても、発達障害についてのトピとか婚活についてのトピとかもあって、ここだけでしか言えない愚痴を言うことができます。常に生きづらさを感じていて、不器用な私には非常にありがたい。こういう悩みって普通に結婚して、普通に働いてる人には到底理解されない。
私の友達とかみんな結婚して友達いますからね。こんなこと相談したらドン引きされちゃう。ましてや「子供とかあんまり好きじゃないし、子育てなんて大変なこと絶対したくない」って思ってるなんて口が避けても言えない。友達の前ではっていうか、こういうことって口に出してはいけないっていう社会の風潮あるじゃないですか?ガルちゃんは口に出せないブラックな気持ちを吐き出せる貴重な場所なんです。


あと笑える系では意識低い系のトピですね。
みんなが自分のダメっぷりをさらけ出すというトピなんですが、なかなかの強者が集まってきます。みんなのおかげでダメ人間のままでいいや〜と思えるトピです。


今では何か悩み事ができると、まずガルちゃんで似たような悩み事のトピを探してしまうのです。

⑦テレビの実況が面白い

ガルちゃんはテレビ番組の実況・感想トピが定期的に立ちます。ドラマ、バラエティ、音楽番組などがありますが、私が一番楽しみにしているのはドラマの実況トピです。

ドラマは一人で集中して見たいと思っていましたが、ガルちゃんにハマってからは実況トピを見ながらドラマを見るようになってしまいました。みんなであーだこーだ言いながら見ている気分になれて楽しいです。


書き込まれるのは単純な感想だったり、推理だったり、この先の予想だったり、その人なりの解釈だったり様々です。ネタドラマではみんなの総ツッコミが入ってさらに笑えるし、「もうあんたが脚本書けよ!」っていうくらい素晴らしい展開を考えてくれたり、「あの場面にはそんな意味があったのか…」と新しい発見をくれたりします。

ドラマのお供には甘いものとガルちゃんが欠かせません。

⑧もはや芸人扱い!藤原紀香浜崎あゆみなど、1周回って愛されている名物キャラたち


ガルちゃんには名物がたくさんあります。芸能人の叩きトピは数え切れないくらい存在しますが、嫌われるのを通り越してもう愛されている芸能人も存在します。もちろんネタとして。代表的なのは藤原紀香浜崎あゆみですね。最初は叩かれていたけど、その突き抜け具合にみんながイジられずにはいられなかったんでしょう笑。特に浜崎あゆみはあまりのダサさにもうみんな目が離せません。良くも悪くもブレない人間というのは、見ていて清々しいものです。


他にも1周回って人気者になったといえば、画像職人さんたちでしょう。彼らは神出鬼没に現れ、何の脈絡もなく画像を貼り付けていきます。ちょっと前だとなぜか天地真理の画像を貼りまくる天地真理職人と呼ばれる職人とか。最初はあまりのしつこさに嫌われていましたが、そのうちいなかったらいなかったで寂しくなったのか、久しぶりに登場するとみんな歓迎するという不思議な関係性になってました。


あとサンドイッチマンの伊達が好きすぎて伊達の画像の貼りまくるダッテチン職人さんというのもいました。最初は私もスルーしていましたが、みるみる彼女の加工技術が上がっていくのが可笑しくて、しだいに伊達のことまで気になるようになってしまいました。まんまと彼女の思い通りになってしまったわけです。


天地真理職人さんの目的はなんだったのか?
ダッテチン職人さんはその技術を他のことには使わないのか?
未だに謎も多いが、「継続は力なり」と彼女たちを見て思うのである。


⑨女性同士で話し合いたいトピがたくさんあるし、博識な人がたくさんいるので勉強になる

ガル民たちはいつもいがみ合ったり、下ネタを言っているわけではありません。たまにはごくごく真面目な話もします。それは事件や歴史についてだったり様々ですが、女性が被害者だったりすると、特に議論が白熱するように思います。女性はどうしても力で男性に勝つことはできないため、落ち度がなくても事件に巻き込まれてしまうことがあります。その怒りと理不尽さは女性同士にしか理解できません。

「東電OL殺人事件」についてのトピは謎が多いため様々な推察がされ、私も興味深く読みました。

あと「遊郭や遊女に興味のある人」のトピでは、女性が物のように扱われていた時代があったことに胸が痛みました。博識な人がたくさんいたため、当時の遊女たちの暮らしを詳しく知ることができましたが、知れば知るほど残酷なものでした。
自分は今の時代に生まれて本当によかったと思いましたが、今なお、女性が物として扱われている国があるのも事実です。
私たちはその事実に決して目をそらしてはいけないのです。

⑩毎年恒例のトピは立つ前に楽しみにしてしまう

恒例のトピというのがあります。何年かガルちゃんをやっていると毎年、毎シーズン、毎月立つトピというのがわかってきます。
ゴールデンウィークやクリスマスにはぼっちで過ごす人のためのトピが立てられます。もちろん私は毎年参加していますが、いい加減卒業したい…

この時期だったら福袋を発表するトピが楽しみでしたね。みんなの戦利品を見せ合うトピなんですが、「誰が欲しいんだよ!こんなもの!」という鬱袋も多くてツッコミ所満載だ。買ってよかった物よりも、こっちを見るのが楽しい。絶対ゴミしか入ってないのに、ネタのためにヴィレヴァンの福袋を買う猛者もいる笑。


不定期だけどシリーズ化されているトピもあって、再び同じトピに参加するときはちょっとだけ仲間に再会する気分になる。
ガルちゃんで季節を感じるようになってしまった私、終わってるな笑。でもガルちゃんが無くなったらガルちゃんロスになるんだろうなー。